晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのび最低気温 1/31

2011-02-01 | 日記・エッセイ・コラム

2011.1.31(月)晴 

 土曜日から大雪の予報が出ており、昨晩には大雪警報まで出たんだが、遂に1cmも積もることなく、好天の朝を迎えた。こんなありがたい予報間違いは中々ないが、北陸以北や中国地方の日本海側は激しく降ったようだ。各地で積雪の新記録が報告され、雪下ろしなどの痛ましい事故も多く、死亡者が80名を越えたように報道されている。この三日幸い上林の雪は少なかったが、気温はぐっと下がり、寒気の強さを物語っている。朝8時のじょんのび村の気温-5℃はここ3年間の最低気温である。身体が寒さになれているせいか、あまり苦痛には思わないのだが、じょんの散歩などで長時間外にいると芯から冷えてくる。
 外気がこのように下がっても室内は暖かく、寝室で12℃、居間で10℃、店で11℃と普段とそう変わらない。気密性が高く、断熱材やペアガラスなど使っているためだと思うが、古民家などではいかばかりかと心配する。
 雪による被害は死亡事故がなくてもいろんなことが起きていそうだ。我が家での被害は、花木の損傷、椎茸小屋の崩壊ぐらいだ。木は相当折れていそうだが、今のところ雪の下なので解らない。椎茸小屋は屋根部分を作り直す必要がある。梁や桟など積雪を考えたものが必要だ。またこれからつくる小屋などの建物も、積雪に耐える強度と屋根からの雪をうまく処理できるよう工夫しなければならない。
 屋根が壊れたと言う話しもよく聞くようになった。今年の雪はこの地方にしては低温、乾燥の雪で屋根に積もったまま落ちてこない。茅葺き屋根にトタン張りしてある屋根では順次落ちるのだが、下部の庇部分は瓦葺きで傾斜が緩いためそこに全てが溜まり垂木が折れたりしている。また、トタン張りであっても近くに倉庫や蔵などがある場合、相互の雪が集まって、屋根を壊しているケースが多い。Img_2275
Img_2276Img_2277

 




左:母屋の屋根と倉庫や蔵などの屋根が接近していると雪が詰まって庇が壊れる
中:屋根が直角に交わると雪が溜まる。重さで庇が壊れる。
右:家の裏は土手や斜面になっており、雪が繋がってしまい、屋根が壊れる。

 我が家の屋根も雪が溜まったままになっているが、東側は高さがあるので、落下に遭遇したらひとたまりもない。Img_2280
 農業ではハウスが倒壊したり、ビニールが破れたりという被害があるようだ。また山で食料がとれないので鹿や猿が家の周りまで来て、なんでも食い荒らされるという被害があるそうだ。
 一昨年は重い雪が一気に降ったので植林が沢山折れたが、今年は雪が軽いせいかあまり聞かない。
このように目に見える被害、見えない被害が拡がっているようだ。

【作業日誌 1/31】
ガーデンシェッド、ドアの外枠造り

今日のじょん:Img_2269


今朝は府道もカチカチ氷

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歩道も凍結、左に妙な足跡

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見たこともない変な足跡
Img_2273   


鳥かなあ、それにしても変な足跡だなあ。

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なんや、長靴かいな。

コメント
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