晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

石油ストーブを買う 1/22

2010-01-22 | 日記・エッセイ・コラム

2010.1.22(金)曇

 我が家の暖房は薪ストーブとエアコンである。かみさんが、地震など来たときに電気の不要なストーブが必要という理由で、対流式の石油ストーブを買った。地震、停電対策というより朝夕の居間の寒さが原因らしい。彼女が寒がりであることは重々解っているので、快く導入した次第だ。朝夕のエアコンよりも経費的にも安くはなりそうだ。給油の手間はちとかかるが、それ以外は薪ストーブとはえらい違いだ。夕食時に点火してみる。あっという間に部屋中に暖気が広まり、天板のヤカンはあっという間に沸騰している。うーむ、さすが化石燃料だ。二階の暖房については、ドアを開けて薪ストーブの熱を取り込むようにしている。ところが石油ストーブを一時間ほど炊いただけで、居間から熱気の上がる廊下の方がうんと暖かくなっているのだ。Img_3792  最初から薪ストーブを使っていたので、この暖かさが最高だと思っていた。店に来るお客さんも、「薪ストーブは暖かいですねえ」と絶賛なんだが、実は暖かいのは薪ストーブではなくて、家の構造なのだと思う。カロリーはきっと石油ストーブの方が高いのだろう。だから単純に暖房効率だけを考えると、石油ストーブが良いのかも知れない。
 新築をされる方、古民家を改造される方が薪ストーブを導入するケースが多くなっている。私もすすめていることが多いが、手放しでお勧めできることではないようだ。特に燃料の薪を買って使うとなれば、相当高価な燃料となるし、自前で作るとしても相当の手間がかかる。贅沢品と考え、スロウライフの一アイテムと考えるなら、これほど楽しいものもないだろう。効率性や経済性を考えるなら、石油ストーブがよいんでないかい。

今日のじょん:久々に庭のセンサーライトが点灯した。放浪犬くんがうろうろしているらしい。犬の場合はじょんは知らん顔して寝ているからだ。解らないことは、食事時にえらく興奮して三度ばかし吠えたことと、センサライトが点灯しても吠えないことだ。以前、車のライトの都合でセンサライトが点灯したときはきっちり吠えていたんだが、、、。Img_3536

吠える前にはこういう感じで訴えに来るんだが、、、、。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上林食道楽 1/21

2010-01-22 | 食・レシピ

2010.1.21(木)雨

 京都にいるときは数軒の行き付けの店があり、美味しいものを戴いた。高級な店には行けないが、それでも工夫して美味しいものを食べさせてくれる店であった。上林では、近所にしまだ屋さんがあって、季節の美味しいものが食べられる。徒歩で行けて、お酒を飲んでも大丈夫なので嬉しい。お店で食べる美味しいものも良いが、上林に住んでれば、日常に美味しいものが食べられる。例えばお米、上林産のコシヒカリは美味い。粘土質の土壌と冷たい山水が良いそうだ。30Kgの玄米で買うので、安く手に入るのもありがたいが、少しずつ精米して食べるので、より美味しいのかも知れない。次に美味いなあと感じるのは、自作の野菜などである。今なら大根、蕪、白菜など、昨秋から出始めた椎茸が一段と美味しい。野菜作りは素人なので決していいものはできないのだが、畑で採ってきてすぐに食べるから美味しいのだろうか。千枚漬けや柚子大根を作って食べるのも大変よろしい。
 そしてこの時期は上林ならではの食べ物がある。猪、鹿である。畑を荒らすこれらの動物は困りものなんだが、その肉は美味しい。猪はしまだ屋さんで猪鍋として今季二度いただいたが、地元の猟師さんが捕ったもので、正真正銘の地産地消である。
鹿は結構あちこちで捕れるので、しぐれ煮や薫製など調理加工したものをよく頂く。お客さまみんなで試食したりして楽しんでいる。Img_3603 Img_3791
Img_3784



左:鹿肉の大和煮
中:鹿肉のそぼろ、醤油味とみそ味、瓶はお手製の福神漬け(いただきもの)
右:鹿肉の薫製

 春になるといろんな山菜が出てくる。フキノトウはもう出ているらしい。昨年は頂き物で賞味したが、今年は蕗味噌に挑戦しよう。コゴミ、タラの芽、コシアブラなどなど楽しみな季節だ。
 梅干しとちりめん山椒は製作に自信がついてきた。梅肉エキスも昨年は大量につくり、毎日飲んでも半年は持つようになった。今年は一年分つくろう。梅干しはそろそろ変わり梅干しに挑戦したいし、ちりめん山椒は口がしびれるほどのを作っている。こんなのは市販していないので、自慢の作である。梅は庭になるし、山椒も二本植えたから今年あたり実が付くんじゃないか。
 そんなこんなで、山や畑で採れたものを上手に調理、加工すればこれほど美味しいものはない。本当の美食は高級料亭やレストランには存在しない。

今日のじょん:Img_3788 Img_3789 縫製工場のお客さんが、以前につくった犬のパンツと言って三枚持ってきてくれた。へー、犬もパンツはくんや、てんでかみさんがじょんに履かせていた。「オシッコは出来るけどうんPできへんなあ」といぶかしがっている。じょんは迷惑ソーな顔をしているが、どーも柄が逆立ちしている。こりゃあ、子犬のシャツやがな~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする