常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

オラウータンの住む森へ

2009年07月21日 | 季節の便り
オラウータン

7月16日早朝3:45出発、車、バス、飛行機など乗り継いで、7月17日10時ごろサンダカン市郊外のセビロックオランウータン保護区に到着しご対面を果たした。
この猿達は餌付けの時間には、決まって観光客が見守る、頭上の餌付け台に姿を現すことになっている。
この決まった時間帯に人間が遅れると、よほど運が向いていない限り、ご対面はお預けとなる。
ここではすべて主役は動物であり、人は脇役に徹して、脇役にはおおむね紳士淑女が多い様に思えた。
携帯電話や新聞は勿論、テレビからも謝絶され、夜は暗黒の闇に包まれるスカウ村の2日間は鮮度に満ちていた。
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梅雨明け

2009年07月15日 | 季節の便り
ハイビスカス

拍子抜けしたように突然梅雨が明けた。
朝から25℃の太陽が照っている。
松本はハイビスカスが咲いて石垣島になった。
明日から5日間の予定で「自然の中で癒されて、ジャングルクルーズ(ボルネオ・スカウ村)」ツアーに参加する。
コタキナバル サンダカン スカウに入り、川を遡上しジャングルに分け入る。
野生の象や極彩色のサイチョウに会えるかもしれない。
密林には世界で最大の花が咲いている。
日本がずっと貧しかったころ、船に揺られてサンダカンに夢を託した少女たちがいたという。


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夏の野の花

2009年07月14日 | 季節の便り
クガイソウ

庭先に移植したクガイソウが夏を告げて草原に誘っている。
しばらく夏の山行きにはご無沙汰が続いていた。
忙しいという口実は便利だけれど、何の得にもならない事に気が付いた。
今年は野に行こう、山に行こうと思っている。
まず週末からボルネオ島へオランウータンに会いにゆくことになった。

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巣箱その後

2009年07月13日 | 季節の便り
巣箱 

人が見ていると四十雀は用心深くなる。
滅多なことでは巣箱の出入りを見せてくれない。」
この日は光の加減からか巣箱の入口から中で動くものが観察できた。
双眼鏡でのぞいて見てもはっきり確認できないけれど親鳥であることは間違いない.
人の視線を感じて飛び立つことを躊躇している様子である。
しかし 鮮やかに咲き誇るアジサイの紫に目を移した瞬間 視界の隅を黒い影がかすめて消えて巣箱には暗い入口だけが残った。

昼ごろ孫たちが筍を取りに来たので、竹藪に行って竹登りを教えてやった。
竹は節があるから登りやすい、ある高さまで登ると、竹は重さに耐えかねて大きく撓る。その感触が楽しいのだけれど、初めて体験する孫は「助けて」と悲鳴を上げた。




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萩が咲いた

2009年07月12日 | 季節の便り

日の出が夏至の前後に比べて10分ほど遅くなった。
1年を通して起床時刻はほぼ同じであるから、そのことは誰よりも良くわかるつもりだ。
しかし 植物はそのことを私より早く察知した。
気が付いたら緑の葉隠れに紅色に萩が咲いている。






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言葉が通じた李(プラム)

2009年07月11日 | 季節の便り

プラム

毎年春になると、新雪の雪山を思わせる純白の花を咲かせて、沢山の実をつけるのだけれど、初夏の実りを待たずほとんどすべてが落下する。
病虫害が原因とされ、対策は適期の薬剤散布だと聞いた。
しかし 薬剤散布する気がないから毎年同じことを繰り返してきた。
今年も鈴なりになった青い実が落ち始めた時、李の木の下で「切り倒して、消毒を必要としない別の果樹に植え替えよう」とかみさんと話した。
それから1ヶ月、どうしたことか多くの実が枝に残り、たわわに色づいた。
食べるとすこぶる美味である。

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熱帯性気候

2009年07月10日 | 季節の便り
丘に架かる虹

朝 湿ったまとわりつくような熱風が吹いて日が差したと思えば、大粒の雨がぱらついたりして熱帯のようだ。
季節がうつって梅雨寒が過ぎ、熱帯性気候に変わったのだろう、梅雨明けが近いかもしれない。
来週後半から訪れる予定の、熱帯ボルネオ島のジャングルを思ってみた。
部分的に明るい日差しの市街地の丘に束の間の虹が架かった。
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一人っ子

2009年07月09日 | 季節の便り


長い冬が明けて、戸外に出したブンタンに新しい芽が出て、黒いアゲハが足しげく通っていた。
いつもだと幼虫の数が多くて食料不足を心配するのだけれど今年は一人っ子である。
柔らかい新芽だけ腹いっぱい食べて順調に育った。
環境にうまく溶け込む術を心得ていて、目の前にいてもわからないことがある。
ある朝 幼虫は忽然と消えた、蛹になるために転居したのだろう。
夏の日ブンタンを訪れる黒い妖精がいたならば、それはあの一人っ子かもしれない。 

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四手網

2009年07月08日 | 季節の便り
四手網

湖に流れ込む小川の河口に四手網が仕掛けてあった。
四手網漁は時のたつのを忘れるほどのおおらかさがある。
遠くに見える3本の橋脚は中央道から分岐した長野道の建造物で、岡谷市を一跨ぎする大橋梁である。

ヒシ大発生

諏訪湖の岸辺近く湖面は緑の絨毯を敷き詰めたようにヒシが繁茂していた。
関係者が除去に苦労しているという。
ちぎれて波打際に打ち上げられたヒシには実?が付いていた。
いつかどこかの湖でヒシの実を収穫しているニュースを見たような気がする。
その時ヒシの実は食材だと聞いたように思う。
諏訪湖に新しい資源??
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諏訪湖

2009年07月07日 | 季節の便り
遊覧船白鳥丸


町会役員の親睦行事があって諏訪湖畔に宿を取った。
朝の湖に添った道を歩きながら思い出していた。
車道を走り抜ける事はあっても、湖畔の遊歩道を歩く事は久しくなかった。
多分、四十数年前 子供達が幼稚園のころ以来だろう。
白鳥丸に乗船し諏訪の湖を周遊したことを覚えている。
湖畔の公園の整備が進み環境は一変していたけれど、白鳥丸は往時の姿のまま梅雨空の下に静かに停泊していた。

機関車D51


古いアルバムの中に諏訪湖畔に置かれたD51の運転席から手を振る子供の姿がある。
驚いたことに 当時のままに美しく磨きぬかれたD51がそこにあった。

古い写真を探し出した

時間が過ぎて加算されることの不思議さを実感した。

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