常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

鹿 2頭捕獲

2009年07月27日 | 季節の便り
アマガエル
毎日雨が降ってご機嫌である。

不安定な天候が続くと、人心が不安定になる様だ、災害のこと、農作物のことなど心配してもしょうがないのだけれど、人が集まると話題はそちらに流れて行く、しかし 不思議なことに話している人の表情は以外に明るい。
 農作物を食い荒らす鹿を捕獲するために罠が仕掛けられた。
狩猟免許取得者が合法的に獣道に仕掛け、罠は動物の四足を狙うワイヤーで構成されている。
万一人間に絡みついても、手を使って外すことができるが獣にそれはできない。
私のいないとき、近所で2頭捕獲できたという。
見物に行った人の話では、ワイヤーの伸びる範囲を暴れまわって、ワイヤーが食い込んだ足首から血を流していたらしい。
被害を受けていた農家の人達も、その哀れな姿をみて早々に引き揚げたという。
見なくて良かった。
他の鹿たちへの見せしめのため、しばらく放置した後、銃殺し穴に埋めたと聞いた。
その翌日同じ地域で、別の罠にかかった鹿も同じ運命をたどった。
絶滅を危惧される獣と、増えすぎを危惧される獣がいるのだけれど、何かのちょっとした行き違いで、鹿の絶滅が危惧される事態が発生することも、充分ありうることだろうと思ったりした。






コメント
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