或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

バーテンダー

2011-06-17 05:49:43 | 370 テレビ
最近ではTVドラマを観ることがほとんどなくなっている。理由はいろいろあるけど、忙しくて時間がないというのが本音かな。なんか情けない話だけど現実だからしようがない。恐ろしいのは、以前なら録画しておいて後でという気持ちぐらいはまだ持っていたけど、このところそれもなくなってしまっていて。いけませんねえ、ゆとりがない証拠。ということで今日は少し前の話。

今年に入って唯一と言っていいと思うけど、自分で録画して最初から最後まで見終えたのが深夜ドラマの「バーテンダー」。放映は今年2月から4月までで、毎週金曜日の夜23:15から。ヨーロッパで活躍していた天才バーテンダー佐々倉が日本に帰ってきて、バー「ラパン(LAPIN)」で働く日々を描いたもの。このバーテンダーを演じるのが、今が旬である嵐の相葉雅紀。

とりたてて有名な映画に出演したとか、そういう派手さはないものの、彼固有の温和な雰囲気が好きで、自分的には嵐の中では彼が一番のお気に入り。このドラマに興味を持ったのも、彼が主演だったから。それ以上にバーが舞台というのがあるけど。第3話だったかな、客のひとりが佐々倉見せた父の形見だという時計から、その客の正体がバレていくというストーリー。

受けたのが、その時計の話。彼が見せたのはクォーツ式。それを佐々倉が、お父さんの時代にはまだ機械式しかなかったはず、だからあなたの話はウソだと。それからしばし佐々倉の腕時計の歴史についてのウンチクが披露されて。うんうん、そうだよなと、うなづいたのが自分。ただしバーテンダーとはいえ、こんな若者が機械式について詳しいのはオカしいと思ったりして。

気づけばバーはとんとご無沙汰。昨年までは宴会の帰りにシングルモルトをひっかけに月に一度は広島の市街地のバーへ通っていたのに。どうも往年の覇気がなくなっている。これはいけませんね。外の世界に興味がなくなっていくというのはまぎれもなく老化。家で好きなCDを聴きながらひとり飲むもの悪くはないけど。なんてことを考えさせるドラマだったかなあ。

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