或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

さくらんぼ

2010-08-08 06:38:58 | 600 グルメ
いつからかは分からないけど、どうも数年前くらいからアレルギーになってしまったのがりんごや桃。最初は食べると喉が少し痒い程度だったのだけど、最近では喉から胸にかけて痛痒いし、最悪の場合は息苦しくなってくる。りんごはまだしも桃は大好きな果物。それが食べられないのはどうも冴えない。でも娘や息子がカニや海老がダメなのに比べればたいしたことないか。

それで会津若松で食事をした時にデザートとして出てきたのがさくらんぼ。2個だったので、たいしたことはないだろうと。口に入れるとやけに美味しい。自分の記憶の中にあるさくらんぼの味とは少し異なり、柑橘系のすっぱさが少なく、甘さも控えめで上品な味。これには少々感激してしまった。ひょっとしてこの辺りはさくらんぼの名産地で今が旬なのかと思い始めて。

そんな時に観光で山形県米沢市の上杉神社に行ったとき、お土産センターの前に軒を並べていたのがさくらんぼ売場。さくらんぼだけがこれだけ並んだのを見たのは初めて。店中には佐藤錦ともうひとつ忘れたけど2つの種類が置いてあって。試食できたので早速一粒ずつ口の中に放り込むと味の違いがはっきり分かった。会津若松で食べたのが佐藤錦だったことを確信。

なんだか嬉しくなって300円のパックを一箱購入。よくみると広島あたりで出回っているのと比べると色が薄くてやさしい感じ。これを出張している間に毎日3~4粒ぐらい食べたかな。予想通り喉は少し痒くなったけど食べずにはいられなかった。

後で調べて分かったことだけど、山形県はさくらんぼの生産では日本一で全体の7割以上を占めている。その中で最高級品が佐藤錦だとか。なるほどね、だから美味しかったのか。旬は5月下旬から7月上旬ということで、自分が買った時はそろそろ季節が終わる頃。だけどそんな時に山形を訪れて地物のさくらんぼを食べることができたなんて、今思えばラッキーだったかな。

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