或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

祝CS進出

2013-09-26 05:42:12 | 450 スポーツ
いやあ、とうとうやりましたね、広島カープのCS進出が決定。昨日は水曜日なので会社の定時退社日。といってもあまり関係ないのだけど、たまたま早く帰宅して。朝の新聞を読んで、その晩の中日戦で勝ったら進出が決まることは知っていた。だけどまさかTV放映があるとは。帰宅して夕食の食材を買って戻ってスイッチを入れたら8回表で、なんと2-0でリードしていた。

すかさずビデオレコーダーをセット。8回裏を永川、9回裏をミコライオと、最近の勝利の方程式通りの継投で守り切り、やけにスムーズにゲームセット。野村監督や選手も嬉しそうだったし、それにも増して名古屋ドームの広島ファンも嬉しそうだった。中には涙を流している人もいて。だけど、選手もファンもどことなくクールな雰囲気だったと感じたのは自分だけかな。

まあ、優勝した訳じゃないし当たり前か。だけど最高に嬉しいはずが、どうも複雑な気持ちになっている。というのも1975年の初優勝から1991年の最後の優勝まで、若い頃に強いカープのイメージが焼きついているので、どうしてこんなに長くBクラスに低迷してしまったのだろうという思いがついつい交錯してしまって。素直に喜べないそういう自分が嫌になったりもするけど。

16年ぶりのAクラスというのは、ホント長かったなあ。1983年から1991まで9年連続Aクラスだっただけに、2000年以降の低迷がよけいに目立つ。だけど、地方球団なのでお金がなくて、金本、新井、黒田といった主力を放出して若手中心で戦わざる得ない事情もよく分かるし、それはそれでいいじゃんという開き直りもあって、最近は静かにオトナの応援を続けていた。

しかし昔が懐かしい。小学生の頃、親父に連れられて広島市民球場に行ったなあ。雌伏26年で就任1年目の古葉監督による初優勝。リーグ優勝6回、日本シリーズ優勝が3回で、中でも1979年の近鉄戦での”江夏の21球”。山本浩二、衣笠、北別府、大野、達川、津田...。CSでどうなるかわ分からないけど、今よりはなんか吹っ切れた気持ちで応援できそうな気がする。