或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

上海動物園

2011-10-24 08:20:25 | 800 観光
昨日から出張で上海へ。たいていは出勤日の朝に出かけるのだけど、今回は月曜日の広島空港からの直行便が満席だったということで、前日である日曜日の朝に出国。浦東国際空港に昼前に着いたのだけど、広島より幾分気温が高く、やや暑かった。いつも思うのだけど、上海って空がよどんでいるなと。現地駐在メンバーのはからいで、今回は高速モノレールに乗車。

ホテルにチェックインをした後、休日の昼時に到着ということで昼間から酒を飲んで大いに盛り上がったのだけど、その後で必然的に何処か観光しようということになって。勧められたのは有名な像園。だけど混雑しているだろうし、別に庭園を観ても、どうってことないんじゃないかと思い、自分から動物園はどう?と切り出してみた。すると同行している同僚が賛成してくれて。

こうなると決まり。上海動物園は市街地にあるのでタクシーですぐだった。辺りはなんか高級住宅街っぽい雰囲気がしていて意外だったけど。実は名古屋の東山動物園に日本で初めてパンダが来た時に、家族は見に行ったのだけど自分は並ぶのが嫌でパス。だけどいつかこの眼で実物を見たいとかねがね思っていたのは確か。ついにその日が来たということで嬉しくて。

入場料の40元を払って中に入り、とりあえず案内板をチェック。パンダは動物園の入口とは反対側辺りにいることが分かったのだけど、園内はかなり広そうで歩いていくのは大変そうだなあと話していた時に、ちょうど園内巡回カートが戻ってきて。まさに渡りに船。いや、乗ってよかった、想像以上に遠かったから。そこから歩いてすぐの建物で念願のパンダにご対面。

ところがその1頭は完全にお昼寝中。大きなお腹を出してゴロンと。顔が全然見えなくて。おいおい、全く営業してないじゃないかと。しばし待ってみたところで起きる気配なし。ガックリきたけど。哀しいけど諦めてレッサーパンダやライオン、トラ、ヒグマ等を見て周って。そろそろ帰ろうとしていると黒山の人だかりが。近づくと、なんとパンダ。別の建物にいた3頭が元気に遊んでいた。いやあ、こんなに間近で見られるとは。さらにもうひとつ別の建物にも1頭いて、全部で5頭。存分に楽しんで帰路についたかな。