或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Machrie Hotel & Golf Links

2010-06-21 05:55:07 | 860 英国紀行
アイラ島での2日目の朝、有名な観光スポットであるキルダルトン・クロスを見学したことで島の南部がらみのイベントが全て終了したので、来た道を引き返し、ひたすら北上して次なる蒸留所を目指したと言いたいところだけど、途中ちょいと立ち寄ったのが、この島唯一のゴルフコースである「Machrie Hotel & Golf Links」。

最近5年間は止めていたとは言え、ゴルフ歴は20年以上と長く興味は持ち続けていて。TVでプロの試合の中継があれば、男子であれ女子であれ何気に見入ったりもしている。中でも興味深いのは世界のメジャートーナメント。特に英国オープンは、その伝統的なコースで一度はプレーしてみたいし、それが叶わないとしても、せめて見ておきたいと常々思っていた。

今年英国オープンの開催を予定されているのがゴルフ発祥の地として有名なセント・アンドリュース。いわゆる”リンクス(Links)”と呼ばれるシーサイドコースで、自然のままのラフと深いバンカーが印象的。セント・アンドリュースがグレートブリテン島の東側にあるのに対し、アイラ島は西側。緯度的には両者はほぼ同じ。そんなコースで”リンクス”の雰囲気を味わっておきたいなと。

側道に入り、羊が放牧されている平原を過ぎると白いクラブハウスが見えてきた。車を降りてまずビックリ。風が強い。歩いてクラブハウスの横を通り抜けると、そこには18番のグリーンが。感動したのはピンの旗の揺れ方。まさにTV中継でよく見る感じ。1番ティーに移ると、そこからはコース越しに海が一望できた。この雄大さはどうだ。なんかそのスケールに背筋がゾクゾクしたような。でも冷静になってみると、実際にプレーしたらボールを5、6個は簡単にロストするだろうなと思ったりもして。

話は変わるけど、石川遼くんが活躍していますね。カリフォルニアのぺブル・ビーチで開催されている全米オープン、雰囲気こそ違うけど、ここも典型的なシーサイドコース。ついアイラ島を思い出してしまって。それにしても遼くんはスゴイ。PGAのトーナメントの上位進出者として米国のTV放映で彼を見ることができるとは。次は全英オープンで彼の勇姿を見てみたいなあ。