或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

シロギス

2010-06-09 06:15:51 | 400 釣り
この日曜日に、珍しくひとりで船釣りへ。ターゲットは今が旬のシロギス。先月から友人に一緒に行こうとモーションをかけてみたものの、この時期に他のイベントが集中しているみたいで誘いがない。瀬戸内海のキス釣りは5月ぐらいから本格化し6月がピーク。7月以降はだんだんとサイズ、数共に落ちていく。その意味ではベストの6月初旬を逃したくない。

土日は天気が良さそうと分かってからは、急にそわそわし始めて。結局知り合いがやっている遊魚船を数日前に予約。その時に本命がシロギスではなく真鯛であることを知って。しかも”鯛ラバ”と呼ばれる最近流行りの疑似餌釣り。本格的にやったことはないけど仕掛けは持っているのでまあいいかと。おそらくシロギスなら余りの時間でそこそこ釣れるはずだから。

それで前日の夜のこと、家族で夕食をとるために近所のレストランへ。いつものことで娘が運転手。カミさんと二人でスパークリングワインのボトルを空けて上機嫌で店を出たのだけど、すぐ傍には釣具屋があり立ち寄ってみた。売場をうろうろした後で鯛のコーナーへ。するとそこで見慣れない仕掛けを発見。”ひとつテンヤ”という大型の海老をつける小型のテンヤ。

酔っていたので気が大きくなっていたせいか、店員を呼びつけて「これ、何?」と聞いてみると、「昨年から流行し始めてますよ」と餌のつけ方等をいろいろと教えてくれて。結局テンヤを数個と冷凍エビを購入。驚いたのは翌日船に乗船してから。なんと他の客二人も”ひとつテンヤ”で釣るとのこと。いや、前夜に釣具屋に立ち寄っておいて良かったなと。

11時頃まで真鯛釣りをやり、他の客のひとりが真鯛1枚と大型のコブ鯛1枚をゲット。だけど自分を含めた二人はカサゴを数匹釣っただけ。でもまあ楽しかった。自分にとっては初めての体験だったから。その後シロギス釣りに移ったのだけど、釣果は20cm前後が約30匹。家族で食べるには十分な数。いつもながらに刺身、塩焼き、天ぷらと、存分に旬の魚の味を楽しんだかな。