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本当に総選挙?

2011-06-30 | ニュース

 民主党の両院議員総会が28日に行われ、総選挙の可能性について否定せずに次の総選挙は「脱原発」を掲げて戦うと言及した。すぐやるとは言っていないが、任期はまだ半分残っているのに2年先の選挙に言及すると考えるのは不自然だろうから、1年以内の想定での話をしていると考えた方が通りはいいだろう。

 どう言っていいのかは分かりません。私個人的には、急がば回れで一時的には遅滞するでしょうが、このまま2年もこの枠組みで行くよりは結果はどうでも恨みっこ無しで早く復興が進むような気がします。しかし、現実に震災に被災され一日でも早く国の施策を待っている方々にとっては、とんでもない話だということは私にでも十分に分かります。

 マスコミはこの一連の総選挙への流れをどう伝えていく気だろう。あれだけ大連立して挙国一致で復興と口にしていたマスコミが、菅首相自身が解散をにおわせる事について、どうやって民主党政権をかばう報道に整合性を持たせるつもりなんでしょうか。

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 解散のきっかけは再生エネルギー法案になる事は誰にでも分かっている。赤字国債法案と二次補正予算は結果的には必ず通る。そして、残る再生エネルギー法案。こういう将来の日本のエネルギー政策の根幹になるような法案は、一首相のクビぐらいで簡単に決めてもらっては困る法案で、じっくりと決めるべき法案だ。

 それを、たったの70日の延長で拙速に決めていいはずが無いではないか。それも、この法案が通らなければ首相を辞めないとか・・・。首相を辞めさせたいから野党もあっさり法案を通すとかおかしな話ではないか。年金もエネルギーもしっかり審議して決めるべき話だ。

 これで もめた場合。マスコミは自民党が「原発推進」とレッテルを貼り、菅首相を原発反対だとレッテルを貼ることに熱心になる事だろう。

 しかし、現状で原発の新規建設を進めたり、自然エネルギーの活用増加に異論を持つ政党なんてひとつも無い事。そして、そんなに脱原発と言うのならば、何故いま現在首相であるのにもかかわらず原発の再稼動を熱心にさせようとしているのだろうか。全部止めればいいではないか。マスコミが貼ろうとするレッテルに整合性なんてありはしない。

 それでも、今ですらヒステリーのように菅擁護を口走るコメンテイターが居る様に、そういう番組のキャスター達は必死にレッテル貼りにいそしむだろう。そして、先の総選挙で政権奪取前に言っていたマニュフェストが嘘ばっかりだったことには一切触れることは無いはずだ。

 いずれにしても、解散の空気はお盆休み後に、進むか消えるがはっきりとするだろう。そういう意味からも、アメリカが日本の首相の訪米を6月から9月以降に変更要請してきていたのは、本当に先が見えているんだなあと感心するしかありません。本当ならば、日本のメディアがこれぐらいの報道をして欲しいのですけど。

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