踏切事故で死亡した男性の財布を盗んだとして、61歳の男が逮捕されたというニュースが報じられていました。警視庁によると、財布は戻されていましたが現金がほとんど入っていなかったということです。そこで、防犯カメラの映像の解析を進めることで容疑者を特定し逮捕したということです。
まずは、とんだ罰当たり野郎だと犯人に怒りがわきました。次には都内だからということもあるのでしょうが、バレるはずがないと思えるような事でも映像で逮捕されるんだなと少々怖い気持ちにもなりました。
今回の場合は、まず悪事があってその犯人を突き止めるという「正義」の完遂という目的があるのでむしろいい事だと思う。よく逮捕してくれたと思う。しかし、罪を犯していない誰かを、とことん調査することも可能ということが何となく漠然とした恐怖もある。
結局のところ、そういう皆が丸裸な社会の安全性をとるか、プライバシー保護をとるかの二択なのだろうと思う。私個人は、社会の安全が優先でいいと思っている。