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2020-03-23 | 日記・エッセイ・コラム

 武漢コロナはまだまだ警戒が必要ですが、TVニュースや情報ワイドの方もその話題が大部分という状況が続いています。そんな中で、視聴者の特にTVメディアを見る目が変わってきている気がします。

 まず、豪華クルーズ船の海上隔離について連日政府の対応を執拗に批判し、次は学校の休校要請についても共働き家庭の不満を延々伝えていた。そして、日本が検査が少ない、検査してほしいと訴えても断られたと批判。やることなす事、おかしいとか不十分と批判した。

 当初はTVの訴えの影響か、内閣支持率は低下した。しかし、休校要請批判あたりからTVの論調への反発が聞こえるようになりだした。それは、そろそろ欧州でもコロナウイルスが猛威を振るい始めて、海外での混乱ぶりが伝えられるようになりだしたのと、実質春休みを2週間前倒ししただけなのに批判しすぎた事への反発がきっかけのように思える。

 更に欧州での感染が広がってくると、欧州各国も休校措置やイベント禁止といった日本がやった事を強制するに至った。そうなると、あれだけTVで批判していたことなのに、結局世界中でやってるじゃないかとなる。検査しろと執拗にTVは言っていたが、検査を進めたイタリアでは医療崩壊して死者数が中国を超えた。

 日本がやってきたことは、完全とまでは言わないが大きく間違っていたわけではないのではないかと国民は思い始める。内閣支持率も元に戻り、批判ばかりし続けたメディアに対する不信感が広がった。

 そういう流れの中でメディアの側は、「韓国に学べ」と何故か各局同じタイミングで言い出したり、東京五輪を中止しろと言わんばかりの伝え方をして、日本批判っぽい伝え方に必死だ。ちなみに、五輪開催の権限は、マラソンの実施を一方的に札幌へ移転したようにIOCにしかないので、開催するかしないかについては日本には何の決定権も責任もない。

 コロナ騒動が終息した時、それまで以上に国民のメディアに対する信頼感は大きく損なわれたのを感じるだろう。強引にでも政権批判にしておけばいいという、安易な報道姿勢ではネットの時代では通用しない。メディアが世の中を導くのだという思い上がった姿勢は、逆に批判される存在にしかならないだろう。

コメント
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