女性タレントとミュージシャンの不倫が世間を騒がせていますが、結局男性より有名な女性タレントは10本のCM全てを失う見込みで、出演番組も全て休業で一時降板ということになりました。男性ミュージシャンも不倫報道前に決まっていた番組出演はそのまま出演しましたが、間違いなく今後は今までのようなメディア露出をすることはないでしょう。
これが社会的制裁というやつなのだと思います。重すぎるとも言えるし、妥当とも言える。それは人それぞれだと思いますね。
重いという意見の中には、同じように不倫報道が出た芸能人で影響の差がありすぎるのは不平等という意見があります。これについては、自分で何かの作品を生み出している人と、特に何かをする訳ではないけど容姿やイメージを作り上げてそれで売ってる人とでは、影響に差が出るのは仕方がないかなとは思いますね。今回の彼女の場合は、もろにイメージで売っている部分が大きかったので影響もでかかった。週刊誌の続報で、裏では2人が別れるどころか逆に燃え上がってたのが暴露されたのが致命傷らしいけど、それがあろうが無かろうがこういう事態にはなってただろうなとは思います。
逆に歌舞伎役者や超有名司会者なんかは、隠し子が発覚しても平気な顔をして仕事を続けています。男女の違いや社会的な立場の違い・年齢が違うのは大きいのでしょうけど、割り切れないところは確かにありますね。不倫というのは刑法上の犯罪という訳でもない、民事的には問題であってもあくまで倫理的にのみ悪という部分が大きいのも確か。ここまで干されなきゃならないものなのかな、という考え方の人もいていいのではとも思いますね。
もちろん、今回の社会的制裁が妥当という意見も十分に傾聴する価値のあるものだと思います。CMについては高い金を支払って、イメージの悪いタレントを起用する理由が無いのですから当然の措置ですし、TV局やスポンサーも抗議されてまで起用する理由が無いでしょうしね。過去の不倫報道を見ても、それが表に出たらかなりの期間は干されるというのを本人たちも理解してそうなったのでしょうから。
不倫で騒がれた芸能人の多くは自分が家庭を持っていて浮気したもの、今回の彼女は人の家庭を独身の彼女が壊すというケース。しかも相手は売れない苦しい時に支えてきた妻であった。その妻を裏ではコケにしているのと、不倫発覚後も反省することなく関係続行し開き直っていたことが発覚した。世の奥様方が憎む条件が全て揃っているのが彼女なのです。
不倫っていうのは、家庭を持つ人にとっては一番身近に怖いもの。それがゆえに一番憎むべきものですから、干されて当然という事なのでしょう。もちろん、彼女がいなければ成立しないなら干されなかったんでしょうけどね。