ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

冷たい時雨

2010-11-15 17:55:35 | Weblog

夕時雨ひょいと跨ぐや潦

潦(にわたずみ)水溜りのこと

本日の俳句教室で「小春日やひょいと跨ぐや」の句を掲出しましたが、普通選にも選ばれなかったので不思議に思っていますと、先生からの指導では、<着眼点が良いのですが小春日「や」と跨ぐ「や」の一句に二つの「や」はいけないとの指導だった。自分では一番の自信句でしたが、まだまだ知らないことの多さを再認識した教室でした。長野から帰って飯山駅に降りると、冷たい雨と寒い北風が吹いていた。駅に斑尾高原からお客さんを迎えに来た人とお客さんとの会話を小耳にしますと、斑尾は吹雪のように雪が降っていることでした。この分だと今年の冬は例年より早いかなと思う。


道祖神が出来た。

2010-11-14 17:48:43 | Weblog

不景気の世を吹飛ばせ道祖神

 長野県の北信地方では、初子の祝い・厄年の祓い・良縁祈願などの性格をもつとともに、火をめぐる攻防戦を伴う道祖神祭りが伝承されています。とりわけ野沢温泉の道祖神祭り(国の重要無形民族文化財に指定)は壮大な規模で行われることで知られている。昔は道祖神(どんど焼き)は年明けた1月15日ですが、私の町では1月15日の近辺の日曜日に行います。家の孫のお兄ちゃんも四年前に盛大に祝ってもらいました。この道祖神祭りはたしか、私が小学校五年生以降長い間途絶えておりましたが、私共、若いころ活動していました「一五日会」という団体が、町の活性化の為に再会しました。それが連鎖して各々の町で行うようになりました。

 


戸隠鏡池の紅葉

2010-11-13 18:27:27 | Weblog

                                       紅葉の湖に沈める戸隠山

  

今年こそは「戸隠高原の鏡池」の紅葉を撮りに行くと張り切っていましたが、どうしても時間が取れなく時期を逸してしまった。息子の従兄がプロ級の写真を撮ると以前から聞いておりましたので、鏡池の紅葉を撮れたらと、息子を通じてお願いをしておいた。彼が実家に所要があった先日、その従兄から写真を預かって来てくれた。6枚ほど戴いた写真ですが、その中から気に行った写真をブログにしました。水面に鏡のように戸隠連峰の山々を映し出すこの光景は信州の宝だと思う。池に映っている不帰ノ嶮・幅50センチに満たない「蟻の戸渡り」は馬乗りで這っていかなければならない。他に難所が数多くあり、登山には非常に危険を伴うと言われています。私はこの「蟻の戸渡り」を高校生の頃と20歳後半の二回渡った経験があります。昨日の「りんご園」と今日の「紅葉」とで秋の句にもどってしまった。

     

                            ネットからの蟻の戸渡り


信州りんご秋映

2010-11-12 17:02:03 | Weblog

 とうちゃんの思いの丈のりんご園

 

 

         たわたに実る「秋映」

         

  カメラの充電する電池の購入に中野市まで出かけた。その帰りになんとなくNHK長野のラジオを聞いていますと、中野の名産になった「りんご秋映」のことを放送していた。秋映の産みの親である一本木の小田切智恵さんが息子さんと「ふじ」「秋映」合わせて40aのりんご栽培栽培に励んでいて、今が捥ぎ取りの最盛期だと放送していた。きのこ農家の小田切さんは、この「秋映」は「ふじ」をしのぐ味と三年前に亡くなった主人の一大決心で栽培を始めたと言う。偶然にも車が一本木あたりを通っていたので車を止め、あたりを見回しましたが、りんごは「ふじ」だけだった。家へ帰って早速グーグルで検索しまうと小田切さんの「秋映」の林檎畑とご本人の写真が載っていた。小田切さんの主人健男さんは昭和56年に「千秋」と「ふじ」を掛け合わせて試行錯誤の上、やっと100粒の種から歴史がはじまって「秋映」を収穫した努力家だとネットに記してあった。この「秋映」というりんごの名前は、御主人の健男さんがつけたそうです。


大根頂戴する

2010-11-11 20:54:11 | Weblog

腰だましつつ大根を抜きにけり

 

家内の兄さん夫婦は二人とも腰が痛いのに沢山の大根を引いて持ってきてくれた。毎年戴くのですが、腰が痛いのだから無理しないで、買った大根で済ますから良いですよと、いつも断るのですが、今年も持ってきてくれた。土付のまま寒さに負けないようにスチロールの大きな箱に入れて保管し、大根煮物にしたり、酢漬け、大根サラダにしたりと冬じゅう楽しめる。年中季節ごとに兄さん夫婦にいただく野菜はありがたいが、二人の健康が心配です。二人とも野菜を育てるのが生きがいにしているせいか、健康で達者なのがなによりうれしい。


三人目の孫女の子

2010-11-10 09:44:55 | Weblog

乳たりて眠りの深き小春かな

  

 次回の俳句教室の句をやっと詠んで、三日前にハガキで投句した。今回の兼題は「立冬」「初霜」「初氷」「「小春日」とそれに通ずる季語である。私は「小春日」と「小春」「初霜」の三句を掲出する。何時も何回も推敲を重ねるのですが、毎回先生から添削修正される。軽い気持ちで初めた俳句ですが、全てがそうであるように、奥が深く、そう簡単ではない事を「ひしひし」と感じているこの頃です。上句はその一句ですが、生まれて四ヶ月と12日、もう少しで離乳食に入る絢ちゃん、直ぐ離乳と言うわけにはいかないだろうが、もうじきママのオッパイから離れることだろう。ママは孫三人とも自乳で育てた。


新幹線開通あと四年

2010-11-08 16:56:24 | Weblog

小春日や満ちるか未来新幹線

                                                 工事進む新幹線飯山駅

平成26年の開業まで後四年、北陸新幹線工事が急ピッチに進んでいます。先般の同級会で次年度の中野市商工会議所の会頭に推挙されている友人が、北陸新幹線の完成で飯山市と中野市の繁栄が逆転してしまうと呟いた。地元、飯山市にいて、しかも新幹線駅のそばにいながら、そんなに新幹線は周辺地域の発展に貢献するのか分からないでいる私ですが、同級生の彼は立場上、私よりずっと広く、高い見地から諸々を見ているのは確かである。新幹線が私共地域の未来に光を運んでくれることを期待してやまない。


冬立ちて

2010-11-07 15:08:48 | Weblog

冬立ちておだやかなりし千曲川

今日は暦の上では立冬。とはいえ珍しく暖かく青空の好天に恵まれた。思い立つように、千曲川の辺を歩く、この頃左足が鈍くなっていますので、川べりの石に躓かないよう気をつける。少し歩くと。川風が気持ちよくほほをさしながらも薄く汗ばんで来た。こんな暖かい立冬も珍しい。あの夏の暑さの延長の冬になるのかなと錯覚を覚えるくらいである。人間は「ごきげんさと」「幸福感」のある人生は長生きすると聞く。病気持ちの私はいま幸せなのだろうかと穏やかな千曲川の流れを見ながら思う。

戸隠と吉永小百合

2010-11-04 07:14:46 | Weblog


小百合さん新蕎麦前に主婦の顔
戸隠の奥社に拝し秋深し

   
 新蕎麦の舌つづみと精霊なる奥社
長野市の戸隠は今、沢山の人たちが訪れて大繁盛、精霊なる「戸隠神社」と温暖の差がある地で育った「戸隠蕎麦」とその上、鏡池周辺の紅葉が真っ赤に染まり今が盛んである。今年の文化功労者の女優「吉永小百合」さんがJR東日本の「大人の休日倶楽部」の「東日本の旅を楽しもう」の企画のモデルに出演し、広く知り渡り、平日でもシニアなどで大変なにぎわいだと聞く。退職した家の息子の母さんなどは連日蕎麦屋さんに駆り出されて大忙しのようだ。テレビ宣伝もあり、メディアの力のすごさを改めて知る。この不況の中、戸隠の人たちはうれしい悲鳴だろう。


初霜かな?

2010-11-03 17:50:12 | Weblog

初霜や朝をやさしくモカ香る


今朝、長野の親戚に急用があり、朝6時38分の汽車の人となる。今朝の寒さからか、汽車の窓から見える畑に薄霜を見る。今年の初霜かなと思う。長野に着くと車で迎えに来てくれる従兄との待ち合わせの時間に30分ほど早かったので、毎回の俳句教室の帰りにお昼を兼ねて軽食をとる喫茶店でコーヒータイムとする。時間待ちのお客さんか祭日(文化の日)の観光客かで朝から店内がいっぱいでした。何時もの店ですが、今朝は格別コーヒーの香りが店内一杯に広がっていた。私にはコーヒーの知識は皆無ですが、モカなんて詠みましたが詳しくありません。下五が字余りにならないためにモカと詠んだ分けで、手に入れたばかりの小型デジカメでパチリ。

暮れゆく秋

2010-11-02 18:33:20 | Weblog

釣瓶落しはやばや山に没る夕日

季語「釣瓶落し(つるべおとし)」は秋。秋の日の暮れやすさを、釣瓶が井戸の中にまっすぐに落ちることに例えた言葉だ。井戸の底は、いつも夜のように暗い。落ちる釣瓶にしてみれば、あっという間に闇の世界に入るのだから、なかなかよくできた例えだなと思う。実際の夕陽の沈み具合はやはり早い。夕空を眺めながめながら思う。何時も時間が有り余っている私ですが、今日の私は釣瓶落としのように早く日が没ては困る。これから「たわわに実る」林檎の写真を撮りたいし、家へ帰って車のワックスかけ初めやることが沢山ある。明日に回せばと思うのだが持って生まれた良いのか悪いのか分かりませんが、決めたことはその日のうちにやらないと気がすまないたちである。





















たわわに実るりんご

2010-11-01 19:29:48 | Weblog

紅顔の群れてみのるやりんご狩り


基準以下の減農薬で育てた美味しい林檎が評判の「塩崎農園」、この農園の主人はもう何年となく中国へ、りんご栽培指導に行っている。中国では塩崎さんの指導で美味しい林檎をつくり、りんご御殿と言われるりんご農家が増えていると聞く。この時期になりますと、塩崎農園には観光バス初め観光客が沢山見えて林檎を求めている姿を良く見かける。ネット販売も行い、全国の長年のお付き合いのお客様に発送が忙しい時期のようです。