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ときめきの日々を過ごしたい

秋の御彼岸

2012-09-23 08:14:45 | Weblog

昭和平成どんなうつし世秋彼岸

我あるは先祖のおかげ秋彼岸

自分たちで作ったおはぎを仏さんに供えてお参りする孫達

秋分の日を中日とする前後七日間が秋彼岸となる。秋分の日は陽歴九月二十二日、二十三日ごろとなる。今年は昨日二十二日が御中日であった。太陽は真東から出て真西に沈む昼と夜の時間がほぼ同じでよなる。俳句の世界では。春の彼岸は彼岸だけで春になるが、秋彼岸は秋をつけなくてはならないので作句の折は要注意である。まったくの予断と成りますが、私は御彼岸はじめ祖父の命日一月十七日となると、私共兄弟が小さい頃、祖父と川の字になって寝ては、耳にタコが出来るほどの祖父からの教訓は、今でも鮮明に覚えている。

(1)商人はお客様からお金をいただく生業なのだからお客様より贅沢事は一斉してはならない。

(2)商人は来る時勢の為にお金は倹約して持たねばならない。

(3)いつの世も槍は打つのは容易だが、引くことは難しい、そのため自分の度量を見極めて商売に励み、けして商売を大きくする事は良いことに繋がらない。・・・・・・・・」この三つの教えが、私達に大きな糧となっていましたが、時代の大きな変遷に逆らうことが出来なく、今の経営が明るい内に、先を見て、私共兄弟経営は閉じることになって丸二年が経過した。

秋彼岸無心となりし墓洗ふ

                                           


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4 コメント

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秋彼岸 (kei)
2012-09-23 18:23:10
伝えられてきた教訓は、マーヤンさんからこのまだ幼いお三人の心に宿らせてあげたいですね。
時代の変遷で、そのままとはいかないですが、堅実な生き方につながる教えですね。
近江商人をふと思い浮かべました。

三人でおはぎを作って、手を合わせて、良いお姿です。
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Unknown (めぐんです)
2012-09-24 16:59:02
私も小学5年生の担任の先生に教わった
「あるべき物はあるべき場所に
 あるべき姿であらしめる」
毎日お掃除の後、皆と声を揃えた言っていた事を思い出しました。
今でも覚えています。

お孫さん達が作ったおはぎ、美味しかったでしょうね。
ほんわかと温かさが伝わってきます。


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近江商人 (マーヤン)
2012-09-25 14:22:47
keさんへ
近江商人の運“鈍”根”(うんどんこん)は有名な言葉ですね。「鈍」は我慢と言うことです。「根」は努力です。我慢して地道に努力すれば必ず運が開けて、商売が明るくなると言うことのようです。人生にも通ずることですね。何百年とう大樹齢の欅の木の元を平らに切り、よく磨き、大先輩で尊敬する「飯山仏壇師」に彫っていただきまして洋間に飾って、家宝としております。欅の木は堅いため腕の良い彫師でもなかなか彫れないそうです。三代、九〇年続いた商売ですが、お墓に眠っています、祖父、父、に謝りの報告をしながら、断腸の思いで歴史を閉じました。12人いた従業員はそれぞれに再就職が出来てホットしています。
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孫のいる生活 (マーヤン)
2012-09-25 14:31:38
めぐんさんへ
 孫は家を明るくしたり、心配かけたりしますが、毎日がメリハリがあって生活の実感があります。たまに孫達とパパとママが、パパの実家に行って家内と二人きりになると、なんだか落ち着かないものです。一家七人ワイワイと大変ですが、これが幸せと言うものなのでしょうね。
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