雪解のいま太り時千曲川
春の夢郷愁誘ふ山河かな
東京在住の中学時代の同級生が何時も望郷に馳せる景色は春の千曲川、とりわけ上の写真の場所だと言う。もう十数年もこの場所に来ていないので出来たら写真にして添付してくれないかと、以前から言われていましたが、春の三国山脈の残雪と千曲川を撮る時期を逸してしまっていた。彼はこのスポットの写真を何枚となく撮って持っているはずだが、数年前からロードに咲く菜の花の写真は持っていないだろうと思う。今日こそはと思いたちこの場所へ撮りに行く。昨日は長野全県に観測以来初めての遅い雪が晴れて、風は冷たいですか青空の覗く良い天気となった。相変わらずの写真ですが、早速彼のパソコンのメールに添付して送って置いた。
本当に写真でしょうか。絵ではないかと疑って、よく見ました。
遙かなる残雪の山脈、とうとうと流れる千曲川、川岸の芽吹きの木々、そして菜の花のすばらしい構図。
一幅の風景画ですね。
題名は、待ちかねた「北信濃の春」でしょうか。
この写真に、同級生の方にも、ふるさとの山河にいろいろな思いが去来していることでしょう。さぞかし