小さなる希望湧くかのいぐふぐり
いぬふぐり贅沢知らず育ちけり
今日は家内が歩くき始めた道筋で撮った来てくれた写真に句を付けてみた。このところの暖かさで雪が消えた日当たりの良い場所に咲いたばかりの「犬ふぐり」だ。かよわさと可愛さが伝わってきた。夜空に散りばむ星と、地面に散りばむ犬ふぐりの姿が重なって思えた。犬ふぐりは春一番に野に咲く花だと聞く、イヌノフグリは一見するとオオイヌノフグリに似ているが、花は淡い紫色を帯びており、小さくて目立たない。果実は通常2つが合わさった形になっており、これを陰嚢にみたて、イヌノフグリの名前をいただいた。オオイヌノフグリの果実よりも丸く、なるほど元祖「犬の陰嚢」であるおネットにて説明、現在咲いている多くは大イヌフグルで古い外来種のようだ。純粋の和製犬ふぐりはほとんど見られなくなった。
雪解水二筋滝となりて落つ
家内は西回り線を歩いたようだ。掲載した写真は「しおいり」という蕎麦屋さんの前の石垣と思われる。この辺はまだ沢山の雪がある模様、暖かい為か石垣の上の雪の解水か二筋の静かな滝となって落ちていた。天気予報では、来る10日(土)と11日(日)の両日はかなり好天気となり暖かい日となる模様ですので、雪解けが進み滝の落ち方に勢いを増すのではないかと思う。
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