金環の話題束の間酔芙蓉
食卓に金環日食の木洩れ日 (金子兜太)
金環日食の北限界線付近の松本。塩尻市で見られた「ベイリービーズ」21日午前7時34分10秒(信州スカイパーク)
このところ、金環日食の話題が仕切りだ。私の飯山市でも観測会があったようですが、こちらは部分日食と分かっていましたので、気が乗らず、日食が始まり、辺りが暗くなったころは、腰痛の為、毎日通う整骨院で仰向けになり電気治療をしていただいていた時間でした。昨日の新聞に「県北部を中心に太陽の直径が九割以上と大きく欠ける部分日食を観測」、とあったので、観測しればと後悔した。思えばたった数分のことではあるが。県内では173年ぶりの金環日食とあって話題沸騰でした。金環日食が過ぎてしまえば、句のように束の間の出来事のように消え去ってしまう。季語の「酔芙蓉」は白い花びらが咲き始めてから段々赤色に変わり、夕方にはしぼんでしまう一日花である。まるでその「酔芙蓉」のようだと詠んで見ました。
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