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ときめきの日々を過ごしたい

泰山木の花

2013-07-17 15:50:09 | Weblog

雲れ日の泰山木の白よごれ

 

  俳句教室の七月二十九日の兼題に「木の花」を頂いていますので、歳時記を捲っていると「泰山木の花」と九語もの、長々とした季語が目に入る、北米原産のモクレン科の常緑高木。初夏、白色で芳香のある大輪の花を開くと記されてあった。どんな花かと思い、Googl で検索すると、高さが10mにも20mにも大きく生る木で葉が尖っていて、白い花が咲いている写真だった。花は白一色らしい、この地方に見当たらない木だが、何処かで見たうる覚えがあるので、良く考えてみると、家内の母の実家の庭にある木ではないかと思い、早速車を走らせた。やはり庭先に堂々と「泰山木」の木が座っていた。家内の従兄に当たる兄さんに聞くと「大山木」だと言う。大きくなる木と有ったので「大山木」ともいうのかもしれないと勝手に解釈した。花が見当たらないので兄さんに聞くと、今年は陽気のせいか少ししか咲かないとのことだった。それでも、木の中間に一輪だけ元気に咲いていたので、物置の二階からやっと撮れた。

 灯台下暗しとは良く行ったもので、家内いわく、直ぐ前の小島さん宅の庭に「泰山木」の木があって、お椀形か杯の形をした白い大きい花がつい最近まで咲いていて、つい先日散り落ちたばかりだよと、私の部屋から泰山木を指差した。確かに葉が尖っていて表面には光沢があり、裏面は毛が密生しており錆び色に見える部分があった。冨田の兄さんとこの「泰山木」は大きいですが、小島さん宅の庭木としている泰山木はまだ細々としていた。毎日、朝歩いているのですから、珍しい木を見たら感心を寄せるのが当たり前ですが、そこが凡人の所以である。


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4 コメント

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写真がお上手ですね。 (コスモス)
2013-07-18 09:31:14
 ツバメが飛翔する写真といい、このタイサンボクといい、カメラの機能を充分に使って、その瞬間を切り取るのですね。
 デジカメのオート一本の私には、真似ができません。
 タイサンボクは珍しく、83歳の姉が、息子に山から採ってこさせ、大きな絵手紙に描きました。
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つぼみも (kei)
2013-07-18 14:09:45
雨に洗われて白い花がきれいです!

マーヤンさんのお部屋のすぐ前に、咲いていたのですか。
もう少し早くわかっていましたらね。
車を走らせての泰山木撮影も、よい御訪問になったのかもしれません。
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泰山木 (マーヤン)
2013-07-19 09:04:44
「泰山木」庭木に良く使われているようですが、こちらではあまり見当たりませんね。前の小島さん宅の庭にあるとは気が付きませんでした。駄句を詠むようになって以来、割合と木や花に感心を深くしているようにしていますが、まだまだ修行が足りないと言うことですね。大きな花が咲いた「タイサンボク」は絵手紙はそれこそ絵になりますね。栄村が絵手紙が盛んのようですが、一度じっくりと拝見したいものだと思っています。絵手紙に俳句のような発想があるような気がしています。
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句を詠み直しました。 (マーヤン)
2013-07-19 11:37:05
「朝の雨泰山木の白洗ふ」を写真が同じですが、どうもしっくりいかないので、句を変えてしまいました。洗うを、汚れのまるっきり反対になりましたが、どうも両方ともスッキリしません。俳句を齧るのですから、もっと自然への観察力を養わなければと思い思い、過ぎてしまう毎日です。久しぶりに家内の従兄に当たる兄さんに会い、たのしく話し込んで来ました。
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