生く力何処にひそめし寒雀
寒雀まるまるとしてあつけらと
木偶乃坊写楽斎さんからお借りした写真、この可愛い姿がたまらない。
空腹を知らぬ雀や寒さなか
何時も今ごろになるとあの可愛い「寒雀」の句を詠む。「木偶乃坊写楽斎」さんは感心するほど寒雀の写真を良く捉えていなさる。私も今日の雪の晴れ間を縫って寒雀の写真を撮ろうと、冬になると雀が集まる個所を知っていますので行ってみますと、その場所は、ここ数年ほとんど寒雀の姿が見えない。減少していることは確かですが、数十年前の1/5になったと言われている。雀の住む場所は、人の住む付近で共生しているので、気密性の高い住宅の普及によって営巣場所が減少したこと、農村部でコンバインの普及によって落ちモミが減少しそれによる冬季の餌が不足したことなどが可能性として挙げられているにすぎない、とあった。冬の雀は温めあうのか群れていますので、また、何時か寒雀を写真にしたいと思っている。晴れた日にお米でも雪の上に蒔いて見ようかなと、つまらないことを考えている。
寒雀ちかごろ姿見せぬかな
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