新聞を配る足音明易し
明易し句集一気に読み終へて
夏の夜は短い、今は3時過ぎて3~40分頃薄明るくなる。私は若い頃から御天父さんと一緒に目を覚ます習慣が身についている。だが、また深い眠りに着くことが常である。新聞配達さんが、薄明るくなったころ、私の寝ているそばの玄関の階段をとんとんと小走りでポストまで走り上がる音を毎日耳にする。「早起きは三文の徳」と言いますが、その新聞配達は、私の同級生である。彼は仏壇職人ですが、仏壇会社への出勤の前に、もう何年も新聞配達をしている。朝早くから走ったり、自転車を漕いだりで健康に最適である。七十歳過ぎた(退職して準社員)彼の健康は、三文の徳どころか一石二鳥で大きな徳となっている。そんな頑張り屋の若々しい彼を見ると恥ずかしくなるのが常の私である。
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