わらび採り深き山々呼んでいる
人々に湧く湧く感のわらび山
昨日、家内の実家の山へ「わらび」採りについて行った。久しぶりに山のヒンヤリと美味しい空気を身が軽くなるほど胸いっぱいに吸い込満喫した。この数年大半の村民が、便利さを求めて村を離れ、山に隣接する畑を放棄したため、段々と山が畑へ降りてきて、畑が山と化してしまった。以前、義兄さん夫婦がアスパラを作っていた畑の平らな部分を家内が草を刈って手入れをすると、山から降りて来た「わらび」が沢山採れる畑となった。毎年、わらびを収穫した後、たい肥と除草剤を撒き畑を手入れすると次の年は沢山の「わらび」が採れる。この「わらび」を知り合いにお裾分けすると、柔らかく美味しいと評判となった。そんなわけで、この頃、家内は「わらび」採りに喜びと生き甲斐を感じているようだ。
崩れ家に諸々想ふ青山河
呆然と廃屋に立つ桐の花
写真は家内の生家があった場所だ。家内の実家は須坂市に 移り住み、早三十年近くとなる。人が住まない家は傷みが進む、実家は数年前に遂に崩壊してしまった。家内はこの場所に立って、しばらく呆然としていた。諸々の思い出が走馬灯のように去来したのだろう。私も家内と一緒になって五十年が過ぎた。当然のように、家内の実家の思い出が沢山蘇ってきた。
奥様が立ち竦んだお気持ちが分かります。
私の田舎は段々都会化されて
昔の面影が無くなっています。
自分も田舎を出てきているので昔のままを求めるのは
虫が良すぎると思いますがやはり寂しいです。
今の子供はPCなど簡単にこなしてしまいますね。
私達が何時間もかけてやってきた事など
いつの間に覚えたのかしらと思うほどで
あっという間に理解してしまいます。
可愛いぬいぐるみをゲット出来てご機嫌でしょう!