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ときめきの日々を過ごしたい

父の筆

2006-05-24 10:56:51 | Weblog
我が家の狭庭は今花盛り


曝書する栞に添ゑた父の筆


調べことがあり思い出したようにして、亡き父の書棚から本を取り出した。その本から栞がヒラヒラと舞い落ちた。手にしますと、懐かしい字体で「迷わぬ者に悟りなし」と書いてあった。父を良く知る私には全て飲み込めた。久しぶりに父の小さな本棚を開けたので曝書(本の虫干し)を季語とした。

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2 コメント

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親っていいですね (52_52)
2006-05-24 14:29:50
「迷わぬ者に悟りなし」・・・。

なんて含蓄のある言葉でしょうか。

迷ってばかりの私には、救われるようなお言葉です。

親の字というのは、いくつになっても懐かしいものですよね。私の母は元気いっぱいがんばっておりますが、たまに手紙をもらうと懐かしさで胸がいっぱいになります。

私も久しぶりに手紙を書いてみようと思います。

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52-52さんへ (マーヤン)
2006-05-24 17:53:30
何時もコメントすみません。父は私の人生の目標でした。名誉とか物欲のない人でした。「戦争で死んだはずの人間だ生きているだけで得なんだ」が口癖でした。この一言が父親の原点だと思います。
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