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ときめきの日々を過ごしたい

今年最後の年賀状

2017-01-20 05:07:54 | Weblog

 出しそびる年賀投函冬寒し

          本日の訓話  自分に忠実に生きる強さを培う 

 この数年、今まで年賀状など近況の付き合いの無かった中学、高校の同級生から年賀状が届くようになっている。東京始め、都会に仕事を求めて故郷を離れて年が過ぎ、要約仕事から解放され、望郷の念が湧いて故郷の近況を知りたくなったのか、はてな?誰だったっけとアルバムを開くような同級生の名前がある。もっとも、私共仕事を求めた時代は、「井沢八朗」の「あゝ上野」で有名となった同級生の多くは金の卵などといわれ「集団就職」で東京へ出たものだった。故郷に残ったのは、高校へ進学するものか、長男と何か難があった同級生である。その数は五十人中20人か25人であった。地元に残って、高校へ行った者の他に、大学へ出してもらう者はたった2~3人であった。戦後まだ10年ちょっとの時代、戦争から立ち直らなかった家庭が多かったのだろうと思う。中には頭は良いが、家の事情で高校へ行けなかった友を思い出す。そんな分けで、生まれ故郷に残った友は現在、女子一人を含め、たった五人だけとなった。地方の人口が減るわけだ。