柿食へば貌ゆるむなりおらが家
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 (正岡子規)
空家とて柿の熟すや奥会津
皇室献上品として名高い「会津の身しらずの柿」は歴史と伝統がある会津の代表とする果物である。身しらず柿の由来は「身をつけ過ぎて自分の枝を折ってしまう「身の程知らず」と言うことから名付けられたと言われている。私共家中みんなが柿が大好きだ。昨年は岐阜県から「富有柿」をネットで買った。富有柿は甘柿の品種で、甘みが強く、肉厚、果肉が柔らかく美味しかった。今年は二年ぶりに「会津の身しらず柿」を注文して昨日宅急便で届いた。これからデザートに「信州りんごのフジと会津の身しらずの柿」をいただきます。晩秋の果物は身体に良いと言われている。信州りんごなどは「リンゴを食えば医者いらず」なんてことわざがある位だ。食後のデザートとして林檎と柿をお皿に盛り、一家だんらんしながら、突っつくのはこれまた楽しい一時である。