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クリスマスローズ

2012-02-22 09:24:27 | Weblog

 クリスマスローズ育てる糧となる

 

 「クリスマスローズ」は歳時記に冬の季語として乗り「キンポウゲ科の常緑多年草で、冬に開花する。イギリスではクリスマス用に温室栽培する」と乗っていた。クリスマスローズは季語となるほどに知り渡った花なのだと改めて思う。先日2月11日に「飯山の農家ファーム開設」という見出しで信毎の一面に大きく報道された「クリスマスローズ」を丹精込めて育てていなさる、木島地区の「伊藤精一」さんのハウスを訪ねる。伊藤さんは奥さんと息子さん夫婦とで花作り専門農家で、趣味で「クリスマスローズ」を育てていると言う。自信がついたら出荷する予定のようで研究熱心な伊藤さんだ。雪の多い飯山の冬はビニールハウスは雪の重みで持たないのではと思っていましたが、ハウスを見ると大変な設備に驚く。雪が降ると自然落下でハウスの両側を川のように水を流す設備になっていた。伊藤さんの説明では、クリスマスローズの花びらは正確に言うと花ではなく萼(ガク)だそうだ。では、花びらはどこに行ったのかというと退化して小さな蜜腺(ネクタリー)となり、おしべの付け根を囲むような形で小さく残っている。萼は通常5枚ですが、園芸品種には重なるようにたくさんついた八重咲きがあるという。鑑賞は花びらでなくガクとは驚いた。写真の二鉢と奥さんが制作した萼(ガク)の芸術品を買って来た。株分けができるように萼(ガク)を増やすと、花好きの家内は張り切って伊藤さんにあれこれと質問していた。

 クリスマスローズ芳し彩られ

ちなみにネットで上のクリスマスローズを販売していますが一鉢12,000とあった大変高価な花であることを認識した。