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ときめきの日々を過ごしたい

日蓮宗

2008-05-11 17:17:22 | Weblog
方丈の聖語うれしき夏に入る


立正安国 日蓮宗の聖語

寺町道りの北端に「本光寺」という日蓮宗のお寺がある。この通りに沢山のお寺さんが連なる中、日蓮宗のお寺はここだけです。ここの方丈は、何時もためになる「標語」を掲示してくださるので楽しみにしている。

男女夫婦の互いの役割をものに託して指摘した参個条。掲出の二箇条の間には省略した一文がある。「男は足のごとし、女人は身のごとしで」である。
 桁(かなわ)は柱の上へ渡す屋根の受け木。柱が倒れると落下する。柱なくして桁はない。桁なくば屋根ふけぬ。ともになくてはならぬ用材である。男女の関係、こ
こは夫婦の関係の密接不可分さを告げ、相互の関係をいいつくいている。
足と身、羽と身の関係を指摘して一体不可分さを語る。男が 足と羽に譬(ひ)されたのは、夫のはたたきをいい、それが存分に活動するのは妻たる身のささえに
よるというわけ。つまり、男の仕業は女の力ということ。「家に男なければ人の魂なきがごとし。公事をばたれにかいいあわせん。よき物をばたれにかやしなうべき」とつづく。