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ときめきの日々を過ごしたい

初七日

2005-03-17 12:47:04 | Weblog
東風吹くや友の初七日いつ癒える
先輩であり友人の初七日に急用がありお参りは昨日になった。
慌しさから少し開放されたように見えた奥さんと向かい合う、顔に伝わる涙を見て励ましの言葉一つ言えないでいる無力な自分が居た。
コラム!!」
日本に長年住む「外国人」がよく洩らす不満の1つが、いつまで経っても自分はこ
の国では「ガイジン」で、日本人にはなれない、という事。日本人は外国人に対し
て、この人は絶対日本人にはならない、と断定して応対するというのだ。ところが、
「アメリカ人がアメリカに来た外国人と応対する時、この人はいずれはアメリカ人に
なるのだろうと思って話す」というから面白い。

 英語を話す私でも、アメリカ訛りがあるので世界を旅している
と「あなたはアメリカ人か?」と尋ねられて驚く事がある。それで思い出したが、シ
ンガポールで私よりはるかに強い訛りの、聞き取るのがやっとと
いう英語を話すアジア人男性に会った事がある。彼に、「あなたはどこの出身です
か」と聞くと「アメリカ出身だ。私はアメリカ人だ」と自慢気な表情で答える。彼がアメリカ国籍である事に誇りを持っている、話を続けているうちに、生まれはベトナムだが、ベトナム戦争後にアメリカに渡り今では市民権のあるアメリカ人なのだとわかった。同じステイタスの日本人が同じ質問をされれば、多分、「出身は日本だが、今はアメリカに住んでいる」と答えるような気がする。アメリカ人だとは答えないのではないか。
 <コヨーテ・アングリー>