はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

我が家の地デジ化 19 アンテナ設置

2011年05月17日 01時05分36秒 | 古民家暮らし
さぁ、いよいよその時が来ました
ちょっと怖くてドキドキします。

前回足場が不安で怖かったので、小さな脚立を持っていくことにしました。
屋根に上ると・・・やたらとスルスル滑る!!
よ~く見て見ると、黄砂です・・・黄砂が屋根にうっすら積もってとても登れる状態ではありません。

残念・・・少しホッとしている・・・でも・・・・
結局雑巾を持ってきて、黄砂を拭き取りながら登っていくことにしました。
一度拭き取れば、大丈夫でしょう。

脚立を持って頂上へ。
設置してみると、意外としっかりしています。
多少ぐらつくことはあっても、転倒することはありません。
これなら一人で作業しても大丈夫そう。

一応命綱も張っておきます。
長い紐の端をそれぞれ北側の山の木と南側の縁台の松に結び付けて、いざというときはこれにつかまります。
体重がかかることを考えるとユルユルですが、とりあえず下に落ちなければ良い、という考えです

ここまで準備しておいて、アンテナを運びあげました。


さあ、作業を始めるぞ、と思ったのですが、支柱のてっぺんに取り付けられているUHFアンテナの下には、横幅の広いVHFのアンテナが幅を効かせていて、とってもジャマくさい。
でも外すのも面倒・・・なんだけど、やはり安全性を考えると外しておいた方が無難です。

外しました。


これで格段に作業しやすくなりました。
全然怖くないぞ~

旧アンテナを外して、新しいのを取り付けます。
アンテナからの線を混合器に繋いで、下とケータイで連絡を取りながら、方向を決め、固定!


うむむ、、、結果は・・・あまり芳しくありませんでした・・・
全体的にレベルは上がってきたのですが、前回入らなかった局は入るのに、こんどは別の局がうまく入らなくなりました。
どっちもよく入る方向を見付けることはできません

もしかしたら、アンテナを二つ付けたらよく見えるかも。
古いアンテナを付けて、混合器のVHFのところに繋いでみましたが、変わらず。
UHFのところに強引に繋いでみたら、逆に事態は悪くなってしまいました。
無茶はいけません・・・

あきらめてアナログ用にVHFアンテナを取り付けて、屋根を下りました。
UHFの混合器ってあるのかなぁ・・・・?

我が家の地デジ化 18 アンテナ購入

2011年05月16日 06時05分52秒 | 古民家暮らし
しかし、ブースターってよく考えると、高くて、電気も要る(コンセントから電源供給)し、テレビの近くに置くのでジャマくさいです
電波を増幅するなんて、根本的な解決では無い気がします。

それに比べると、アンテナは交換する手間はかかりますが、今のモノの置き換えだけで余分なものは付かないので、とってもシンプル。
程度は分からないにしても、効果は確実に上がります。
電波が弱い時の対策の、最初の一歩としては、こちらが先かな、という気がしました。

値段も20素子(アンテナの横棒の数で、多いほど性能が良い)が4千円くらい。
こっちを買うか?

ちょっとまてよ・・・・
家のアンテナがどんなだったかまず確認しないと・・・・
同じのを買っていっても意味ないですからねぇ~

一度家に帰って、見て見ると、14素子でした。
ついでに近所の屋根を見て回ると、ほとんどが20素子。

うむむ、これは必ず必要な設備で、買っても損は無い、という確信が得られましたので、購入に踏み切ることにしました。
電気屋とホームセンターに行って、20素子以上の高性能なアンテナは売っていなかったので、逆にこの地域ではそれ以上は必要ないということですよねぇ~

それでもちょっと心配になったので、アンテナを購入してからですが、調べてみました

電波の届き具合によって、強・中・弱とあって、今回買ったのは中・弱タイプ。
これ以上性能を求めると、長さが3mくらいになってデカイし重さも重い。
今屋根についてる14素子が1.2mくらいなので、風の抵抗を受けた時の力が全然違います。
アンテナを取り付けているポールでは、強度的にもたないですね。
それに、デカ過ぎて自分で取り付けるのはとっても危険
値段も1万円くらいとかなり高くなってしまう。
自分で取り付けることを考えると、まずは正解でしたかね・・・・

ただ、東京、名古屋、大阪圏用に、電波の帯域を限定して、小型でかつ高性能なアンテナも出ていました。
少々高くなりますし、これで完全に見れるようになるという保証もありませんが、今になって考えると、コレを買うという選択肢もあったかなぁと思います


・・・しかし、ドキドキしますねぇ
はっきり言って、屋根の上はコワイです。
落ちたらどうしよう・・・・

我が家の地デジ化 17 選択枝

2011年05月15日 01時21分15秒 | 古民家暮らし
手詰まりとなって電気屋に行ってみました。
電波が届かない時の対応としては、以下の通りです。
 ①アンテナ
 ②ブースター
 ③その他

アンテナ交換は・・・・屋根にのぼって方向を調整するだけでドキドキです。
屋根から下りてきたら、多少膝がガクガクしてました。
交換までできるかどうか・・・・

ブースターは弱い電波を増幅する効果があるようです

ブースターの値段は5千円~1万円くらい。
卓上とアンテナに取り付けるのと2種類あります。
アンテナに取り付ける形式のは、電源部とブースト部があり、なんだか難しそう。
性能的には変わらなさそうなので、卓上ですかね

電気屋の店員に聞いてみると、他のチャンネルが映っていて、あるチャンネルだけ写らないような場合は多分大丈夫、ということでしたが、最後はやってみないと分からないということです

うむむ、プロでもやってみないとわからないということは、素人がブースター付けてもダメな場合もあるということ。
失敗しないために、性能のよい1万円くらいのは買っておきたいですが、それで失敗したら目も当てられません。

それなら、と、電気屋に来てもらったらどうか?
まずいくらかかるかですが、最大5万円くらいはいくようです
そんなカネは出ません。

まぁプロに頼んでも、結局やるのはアンテナかブースターだ、ということでしたので、ブースターを買うことにしました。
もしかしたらこれでテレビ側のチューナーでも受信できるかもしれません。

買うならやはり1万円くらいのですよね。
高いけど・・・・

うむむでもなぁ~



我が家の地デジ化 16 混合器?

2011年05月14日 01時57分42秒 | 古民家暮らし
こうやって蓋が開いたまま、もう何年このままだったのか・・・
すっかり端子が錆付いています

でも、アナログ波はちゃんとテレビまで届いていますので、致命的な問題では無さそう。
とりあえず線を外して、端子の金属部分をドライバーの先でゴシゴシこすっておきます。

そういえば、近所の機械に強い人が、混合器が悪さをしている可能性があるから、外してUHFアンテナからの線と室内に引き込む線を直結した方が良い、と言っていたのを思い出しました。

・・・・そうは言っても、ウチはまだ完全に地デジ化された訳ではないので、VHFを外してしまう訳にいきません

試しにやってみました。
VHFの線だけを混合器から外してみました、、、、変化なし。
UHFの線と室内引き込み線を外して直結してみました、、、、、変化なし。
、、、、すべて元に戻して、きちんと蓋を閉めました

うむむ、どうしたらよいのだ

そうこうしているうちに、危険な雨がぱらついてきました。

ちょっと濡れるだけで、むちゃくちゃ滑ります。
素早く退散です

電気屋に相談ですな

我が家の地デジ化 15 アンテナ方向調整

2011年05月12日 02時46分21秒 | 古民家暮らし
テレビの故障はとりあえずおいといて、地デジの全局が入らない不具合をどうにかします。

まずアンテナの方向ですね。
近所の人に聞いたら、今のままで十分入るという話・・・・(もっと前に聞いておけばよかった・・・
確かに大体入るのですが、多分微妙なところで調整が必要なのです。

屋根に上るのは初めてではなく、越屋根の雨どいの確認で一度上がりましたし、家を改修する前は雨漏り対策のためブルーシートを張ったりしています。
もともと実家では屋根の上に布団を干したりしていましたので、あまり抵抗はありません
ただ実家と違って日本家屋は屋根のこう配がきついので、かなり危険ではあります。

脚立を立てて屋根に登って行きます。
アンテナは一回屋根の頂上。一番高いところ

(写真はアンテナ交換後←後日報告します)

屋根のてっぺんにまたがって、ポールに取り付けられた2本のアンテナを見上げます。
VHFのアンテナが下、地デジのアンテナであるUHFが上。
UHFアンテナの取り付けネジはかなり高いところで、両足を踏ん張って手を伸ばしても届かない
頂上の細い瓦の上に立たないと(写真の小さい脚立はこの時点では使用していません)。

でも片足で丸い瓦に立つのは不可能なので、どうしてもポールを掴んで体を支える必要があります。
アンテナ取り付け用のポールは、針金で屋根に固定されていますが、自分の体重を支えられるほどの強度があるのかどうか不安です。
要するに、むちゃくちゃコワイ!!

恐る恐る立ち上がって、ネジを弛めます。
微妙に方向を変えて、ケータイ電話でテレビの前の子供と話して電波の状況を確認ながら一番よいところを探ります。

・・・・残念ながら、全ての局が入るようなウマイ方向はありませんでした・・・

ふと見ると、なにやらポールに箱が付いていますが??
VHFとUHFを一つにまとめて1本の線で屋内に送るための混合器ですが、どうやらふたが開いているように見えます・・・
中を見ると・・・・ もしやこれが原因??



我が家の地デジ化 14 テレビのチューナーが・・・・

2011年05月11日 03時08分01秒 | 古民家暮らし
なんと、実はアンテナは今の状態でも大体OKなのでした・・・

じゃあテレビは?
これまでテレビで電波を受信しないのはアンテナのせいだと思っていました。
アンテナをなんとかすれば地デジが見れる、そう信じていたのに~
テレビのチューナーが故障してた?!

でも、おなじアンテナの線を繋いで、テレビは見れない、地デジチューナーは見れる、という状況を目の当たりにしては、これはもう認めるしかありません。
しかしながら、買ったところに文句を言おうにも、買ったのはかなり前で、もうあまりにも時間が経ち過ぎていて、クレームなんて受け付けてくれないでしょう
地デジを見るにはアンテナ調整が必要 → アンテナを調整してしまうとアナログが見れなくなってしまう(ホントはUHFが見れないだけ) → テレビは見れてもDVDは使えない → 切り替えはブルーレイ買ってから と思っていたので、ずっとアナログで我慢していましたが

うむむ、、、ということは修理?
ソニーのサイトを見ると、ブラウン管テレビの修理は、内容がどんなであれ、一律2万5千円くらいになってしまいます
せっかく安く買ったのに・・・・

実はテレビを買った時に、輸送中に画面に傷がついてしまい、業者に修理してもらったのでした。
その時にソニーの人が自宅まで修理に来てくれていたし、ついでに治してもらえば・・・・
でもその時にはチューナーが壊れているなんてつゆ知らず。

そんなことをあれこれ考えていても、テレビが映るはずもなく・・・・


それに加え気になるのが、地デジで一部の局の受信ができないこと。
このままテレビを修理したとしても、主要なチャンネルが見れないとすると、これはまずい・・・
他の局が映っているということは、多分アンテナの方向の微調整でいけるはず

そう思って、屋根に登ってみることにしました。。。。 これがまた・・・・

我が家の地デジ化 13 電波が入った?!

2011年05月10日 02時30分10秒 | 古民家暮らし
地デジチューナーを買って意気揚々と家に帰ってきました。
アンテナの調整してないので、電波が入る訳ないのに、早速取扱説明書を読んでセッティングです

とりあえず繋いでみました。
ブラウン管テレビが届いた時に電波は全く入らないのはチェック済み・・・・のはずが!?

写った・・・ 全部ではありませんが、ある局を除きキレイに入ります。

一体どういうことなんでしょうか・・・・?
買って一度も地デジ見ないままテレビの修理、それだとちょっと悲しすぎます

それに一部の局が写らないのも気になりますが、アンテナの向きを調整すれば、ちゃんと映るようになるのかなぁ・・・

今日は会社から帰ってきたのが1時だったのでもう遅いです。
今日はここまで。

我が家の地デジ化 12 地デジチューナー

2011年05月08日 23時04分18秒 | 古民家暮らし
ブルーレイは買おうか電気屋で迷っていた時、サブの14型テレビをどうするかも考えました。
ブルーレイと一緒に液晶テレビを買うか、このまま継続使用するか・・・・

ちょっと悩みましたが、一緒に買って安くなるなら買うし、たいして安くならないなら7月の地デジ切り替えの安売りで買うことにして、値段を聞いてみると・・・・
欲しかったシャープの16型は値引きなし、Panasonicの19型で2000円引きでした。
うむむ、、、では今回買うのはやめにしましょう

その画像を見ていたら、やっぱりなにか気に入らないのです・・・・
ブラウン管でいいかなぁ~

そういえば、メインのテレビを今すぐ地デジに切り替えたら、地デジチューナーが付いていないDVDで録画できなくなっちゃう(本当はVHFは7月まで見られますので、影響は僅少です。この時は勘違いです)。
7月まで待ってもいいのだけど、せっかくなので今切り替えたいなぁ~ と考えた時、地デジチューナー買っておけば、今はDVDにつけて対応しておいて、ブルーレイを購入したら、地デジチューナーはサブのテレビにまわせば、これで一件落着です

お、ここに3980円で地デジチューナーが!!
買ってしまいました
後から知ったのですが、今回買ったのは標準画面のチューナーでした。
この他に、ハイビジョン対応のもの、録画できるものもあったのですが、最終的には14型ブラウン管テレビに使用するものなので、セーフです

よ~し! これで決まり!!
あとはブルーレイが安くなった頃に購入するだけ。

さっそく家に帰って地デジを見るか~ と、その前にアンテナの方向を調整しないとな

・・・・・しかし、事態はそれほど簡単なものではなかったのです・・・・
いよいよクライマックス、というか、ここからが本番です~

我が家の地デジ化 11 ブルーレイ

2011年05月08日 02時10分30秒 | 古民家暮らし
あまりにも旧いので、テレビと同じメーカー(SONY)にするメリットもさほど無さそうだし、こだわることも無いかなぁ、と思っていたところに、SONYにはi-Linkが付いてないという問題が発覚、なんだかSONYでなくてもいいや、という気がしてきました
で、気になるPanasonicは、2月に新製品を出していて、2011年問題をクリアする機種は1機種BW690のみですね。
ハードディスクは500ギガ、ダブルチューナーで基本性能に問題は無さそう。
3D対応ではありません

う~む、これだけ見るとSONYがいいのですが、カタログや価格コムのクチコミで調べて行くと、重大なことが分かりました。

PanasonicはDVDの編集が可能です。一方Sonyは苦手で、基本的にはDVDはドライに割り切って、もはやいじらない、というのが基本のようです

あと決定的な機能になりそうなのが、Panasonicのハードディスクへのムーブバック機能。
DVDやブルーレイの動画をハードディスクに取り込めます。
ブルーレイやDVDのディスクに貯まった動画を一つにまとめたり、整理したりする時には必須な機能ですね。
SONYも近々対応しようとしていたようですが、延期になったようです。

あとは価格コムのクチコミで得た情報ですが、Panasonicの番組表は、表示する範囲が狭かったり、CMのスペースがあったりで、使い勝手が悪く、かなり評判が悪い

ボク的にはPanasonicですが、編集など面倒なことは一切やらないヨメは番組表が見やすいSONYでしょうか・・・
i-Linkが使えるなら迷わずPanaなんですけどね~ 繋いでみるまでわかりません。

そんなこんなで電気屋であれこれ迷った挙句、7月の地デジ切り替え時期にはもっと安くなるだろうから、もう少し様子を見ようということにしました
今急いで買うことも無いしね~


我が家の地デジ化 10 ブルーレイ

2011年05月07日 02時48分00秒 | 古民家暮らし
SONYかPanasonicか・・・・

昔はSONYが大好きだったのですが、このところ電化製品はPanasonicが多いですね。
結婚した時にヨメの両親から頂いたテレビがPanasonicだったので、DVDも、ビデオカメラも、必然的にPanasonicに
なんだか安心できますよね、これ買っておけばまず間違いはないだろうという安心感です。

地デジ対策で(というよりはサッカー対策で)購入したブラウン管テレビはSONYなので、当初はもうSONYを買うって決めていたのです。
SONYの現行機種は昨年の秋に発売されたものなので、全て購入対象となります。
機能が充実しているのはAT500で、PSPやケータイに手軽に録画したものを移動させて出掛けた先で見たりできます。
が、ハードディスクが320ギガしかありません。
その上の機種AT700は500ギガありますが、1万円くらい高い。ただ価格コムを見るとかなり下がってきていて、もう少し待てば買えそうな雰囲気です。
AT300だとハードディスクは500ギガありますが、チューナーは一つで、録画したい番組が重なった場合はどちらかあきらめないといけませんし、PSPなどへの転送機能は無い。
全ての機種が3D対応ですね

ウチにはPSPやソニー製のケータイ、つまり持ち歩いて動画が見られるようなメディアは持ち合わせていませんし、買う予定も今のところない。
もちろん3Dテレビも無いし、そんなに録画してまで見たい番組がないので、チューナーは一つで十分。
ボク的にはAT300で十分なのですが・・・

ヨメはチューナーは2つ欲しいらしいので、AT500かなぁ~

などと考えていましたら、SONYにはi-Linkが無いことが判明しました。
(i-Linkはデジタルでデータをやり取りできる端子ですが、実際何ができるのか、難しくてまだ理解できていません)
うむむ、自分が提唱して名付けたI-Linkを捨ててしまうなんて・・・・
ウチのブラウン管テレビにはi-Link端子が付いてるので、デジタルでデータをやりとりできる可能性をうっすらと期待していたのですが、ガックシ・・・

一方でPanasonicにはi-Link端子はまだ付いてるようです
同じメーカー機器間でさえうまく使えないことがあるi-link端子、期待するのは間違っていると思うのですが、それでも・・・




我が家の地デジ化 9 ~2011年問題~

2011年05月06日 00時30分20秒 | 古民家暮らし
2011年問題とは、最近テレビを買い替えた方には全く関係ありませんし、そのうち買い換えようと思っている方もそれほど気にする必要はありません。
古いハイビジョンテレビをず~っと使い続けようと考えている人には、致命的な打撃になりうる問題です

最近のテレビやブルーレイなどのAV機器には、デジタル画像を伝達するHDMI端子というのが付いています。
古い機器にはこれが無く、アナログで情報を伝達する端子が付いていて、このうち問題となるのはハイビジョン画像を伝達できるD3、D4端子です

2011年以降に発売された機種は、D端子へのハイビジョン出力が禁止されてしまう、さらにソフト側でもこれを自由に制御できるようになる、というのが2011年問題です

HDMI端子を管理する団体があって、HDMI端子をAV機器に装備するにはおカネを支払わなければなりません。
日本のメーカーはこれを嫌って、最近になるまで付けていませんでした。
でもD端子はアナログ・・・・、時代の波には逆らえず、デジタル対応のHDMI端子を今では標準で装備しています。

このアナログ出力、著作権保護の面からはとっても頭が痛い。
デジタルでは簡単なコピーガード機能も、アナログ出力では難しいようです。
アナログ出力がある限り不正コピーが無くならない、ではやめてしまえ!! というのが2011年問題の趣旨です
正確には、2011年よりハイビジョン出力の禁止、2014年から出力自体を禁止する、というもの。
なので、HDMI端子が付いていないハイビジョンテレビを使い続けようと考えている人には大打撃なのです
対応としては、規制前の2010年までに発売されたモデルを購入すること

が・・・・これで解決とはならないのです
機器側だけでなくて、ソフト側でも2011年度よりアナログ出力を自由に制限できるようになるのです。
せっかくレンタルしたブルーレイも、ハイビジョンでは見られないかもしれない・・・・これが古いデジタル非対応テレビの運命・・・

うむむ、、、いくらテレビの性能が良くても、ソフト側で規制されてしまったら・・・・
ちょっと悲しいですね。

ソフト側の問題はあきらめるとして、せめて機器側だけでも対応しておかねば
ということで、電気屋に直行です

調査の結果、以下のとおり。
SONYのモデルはまだ大丈夫、現行機種は2010年秋に発売されています。
Panasonicは・・・・一部の機種を除き2011年2月に新発売されています。

さぁ、どうする??

我が家の地デジ化 8

2011年05月04日 03時37分26秒 | 古民家暮らし
ウチの地デジ化要対応設備は、25型の主テレビ(地デジチューナー付きブラウン管TV購入済み)、40ギガハードディスク付きDVDレコーダー、14型のサブ(こたつ横)ブラウン管テレビ。
これらの更新をしなければいけません

DVDは、ハイビジョン化を考えると40ギガはあまりにも貧弱です。
またディスクが出てこないトラブルに何度も分解修理してもう限界を迎えています。
現状、出てこない時は手動により適度な衝撃を加える(別名「ドツク」とも言う)ことにより対応中で、ブルーレイへの買い替えが必要です。

14型テレビは悩みますねぇ・・・、1996年製です。
地デジチューナーで対応するか、小型の液晶を買うか・・・。
シャープの16型が大きさ的には手ごろですが、3万円超です


まずDVDの買い替えです。
価格帯としては大体4万円台~6万円台が大体売れ筋でしょうか。
とすると、5万円台くらいが最も競争が激しく、性能と価格を考えた時にお買い得感がある価格帯だと思われます
予算はさておき、まずはここら辺りでいいモノを物色します

考えるのはSONYかPanasonic。その他は対象から除外です。個人の趣味です
両メーカーとも2機種くらいが購入対象ですね。

ところが、価格comのクチコミでいろいろ調べていると、気になる記事が・・・・
2011年問題!?
確かブラウン管テレビのウィキペディアにもそのようなことが・・・・(意味が分からんので放置していましたが・・・

で、よくよくよく調べて見ると、頭の痛い事実が判明しました
うむむ、、、なんちゅうことを・・・

我が家の地デジ化 7

2011年05月02日 00時42分34秒 | 古民家暮らし
ブラウン管テレビの良さ。
ネットから得た知識で、自分でカタログ等を調べたものではないので、もしかしたら違っているかもしれませんが、ご了承ください。

「コントラスト、色再現性、数μs(薄型は数ms)の応答速度など、画質面におけるスペックで現行の薄型テレビを上回る。視野角、応答速度といった液晶テレビの弱点、階調表現といったプラズマテレビの弱点は持たない(ウィキペディアより)」

この記事がいつ書かれたものか分かりません。
技術は目覚ましく進歩しているので、今比較するとどうなのか・・・・
ボクがいろいろ電気屋に足を運んで感じたのは、書いてあることそのままでした。
今は、視野角や応答速度が劇的に改善された液晶も出てきているように思えます。

なぜブラウン管を買うかというと、値段です。
ハイビジョンブラウン管といえば7~8年前の中古になりますが、それがゆえ破格の値段で最新の液晶やプラズマと同等、あるいはそれ以上の画像が見られるのです
中古に抵抗感がないので、喜んでこちらを選びますねぇ~
ただし買うものはとても吟味しました。
とにかくきれいな極上品を探して買いました

でも今どうかと言われると、つい先日久しぶりにチラシを見て愕然とした6万円台のプラズマを考えると、ちょっと心が揺らぎまます
あとは、つい最近ブルーレイレコーダーを買おうとして知った2011年問題、2014年問題と言われる、アナログに対する規制も頭が痛いです。
うむむ、、、、

それでもボクがブラウン管が好きだと思うのは、そのものの持つ性能が高いからでしょうか。

液晶がどれだけ倍速でLEDバックライトで改良しても、なんだか小手先の技術を駆使しているだけのような気がします。
液晶が持つ根本的な欠点を、なんとかカバーしようとゴテゴテ後付けの技術をくっつけているみたいに見えます

もともと優れた技術なら、シンプルなものになると思うのです
プラズマはいいですねぇ、6万円かぁ・・・

・・・・と、ここまで書いてきて、ハッとしました
今まで自分でも全く気付いていなかったこと、なんでこのブラウン管テレビに惹かれたのか、その理由が、記事を書いているうちに頭の整理ができてきて分かった気がします

なぁ~んだ、そういうことだったのか。
明日以降説明します~







我が家の地デジ化 6 ブラウン管テレビ

2011年05月01日 03時54分41秒 | 古民家暮らし
一度は地デジチューナーでの対応を決めようとしたのですが・・・・

ハイビジョン対応のブラウン管なんて無いよなぁ
と、思って調べて見ると・・・・

ありました、ありました!!
中古で各メーカーでゴロゴロしています~ しかも格安で!
これに地デジ・チューナー付ければ、地デジ対応ハイビジョンテレビの出来あがりです!!

その場で思わずいいのを買ってしまいそうになりましたが、いやいや、ちょっと待て。
ちょっと調べてからにしよう、と思いとどまり調査開始です。

うむむ、、、調べれば調べるほど、ブラウン管テレビの性能の良さが分かってきます。
と言っても、一長一短あり、絶対に良いかというとそうでもないのですけどね

その前に、まずなぜブラウン管テレビが廃れていったかを知る必要がありますね。
あ、必要はないかもしれないけど、この性能にかかわらず消えていかざるを得なかった悲しい運命を知ってください。

まずはこのデカさ。
奥行きがかなり長いので、壁に置くのは相当広い部屋しか無理で、基本は部屋のコーナーに置かねばなりません。
重さもすごくて32型のウチので70kg、36型だと100kg近くあります
確かに消費者の目から見ても薄型のが魅力的ですが、これだけの理由では、画像性能で圧倒的劣る2006年当時の液晶に、とって代わられることはなかったと思われます。
(2006年はソニーが最後のハイビジョンブラウン管の製造を中止した年です)

致命的だったのは、どうも販売店の対応だったようです。
重くて場所を取るブラウン管より、狭いスペースにたくさん置けて、扱いも楽な薄型は、保管する倉庫、売り場のことを考えても圧倒的に有利。
それで売り場の隅に追いやられてしまったみたい。
薄型は地デジ、ブラウン管はアナログ放送を流して、薄型をきれいに見せていたところもあったようです

省エネ性能はどうでしょうか
今では液晶の消費電力は、ブラウン管の半分程度で、年間の電力料金の差は1日5時間の使用で2000円程度。
でも2006年当時の省エネ性能は意外と大きくはなかったようなので、それほど理由にはならなかったと思います。

不運なブラウン管・・・・
過去の歴史を見ても、いいモノであるにもかかわらず、競争に負けて、あるいは世間の流れに乗り切れず消えて行ってしまった工業製品はたくさんあります。
そんなものの一つとして、ボクは大事にしていこうと思います

ブラウン管の良いところ、それは明日以降にご紹介します~