はるにわ日記

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我が家の地デジ化 6 ブラウン管テレビ

2011年05月01日 03時54分41秒 | 古民家暮らし
一度は地デジチューナーでの対応を決めようとしたのですが・・・・

ハイビジョン対応のブラウン管なんて無いよなぁ
と、思って調べて見ると・・・・

ありました、ありました!!
中古で各メーカーでゴロゴロしています~ しかも格安で!
これに地デジ・チューナー付ければ、地デジ対応ハイビジョンテレビの出来あがりです!!

その場で思わずいいのを買ってしまいそうになりましたが、いやいや、ちょっと待て。
ちょっと調べてからにしよう、と思いとどまり調査開始です。

うむむ、、、調べれば調べるほど、ブラウン管テレビの性能の良さが分かってきます。
と言っても、一長一短あり、絶対に良いかというとそうでもないのですけどね

その前に、まずなぜブラウン管テレビが廃れていったかを知る必要がありますね。
あ、必要はないかもしれないけど、この性能にかかわらず消えていかざるを得なかった悲しい運命を知ってください。

まずはこのデカさ。
奥行きがかなり長いので、壁に置くのは相当広い部屋しか無理で、基本は部屋のコーナーに置かねばなりません。
重さもすごくて32型のウチので70kg、36型だと100kg近くあります
確かに消費者の目から見ても薄型のが魅力的ですが、これだけの理由では、画像性能で圧倒的劣る2006年当時の液晶に、とって代わられることはなかったと思われます。
(2006年はソニーが最後のハイビジョンブラウン管の製造を中止した年です)

致命的だったのは、どうも販売店の対応だったようです。
重くて場所を取るブラウン管より、狭いスペースにたくさん置けて、扱いも楽な薄型は、保管する倉庫、売り場のことを考えても圧倒的に有利。
それで売り場の隅に追いやられてしまったみたい。
薄型は地デジ、ブラウン管はアナログ放送を流して、薄型をきれいに見せていたところもあったようです

省エネ性能はどうでしょうか
今では液晶の消費電力は、ブラウン管の半分程度で、年間の電力料金の差は1日5時間の使用で2000円程度。
でも2006年当時の省エネ性能は意外と大きくはなかったようなので、それほど理由にはならなかったと思います。

不運なブラウン管・・・・
過去の歴史を見ても、いいモノであるにもかかわらず、競争に負けて、あるいは世間の流れに乗り切れず消えて行ってしまった工業製品はたくさんあります。
そんなものの一つとして、ボクは大事にしていこうと思います

ブラウン管の良いところ、それは明日以降にご紹介します~


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