はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

危機!! 村の祭り

2013年03月04日 01時34分17秒 | 古民家暮らし

本日、村の総会がありました。

毎年この時期にやるのは、翌年度の自治会役員を選出して承認するという恒例行事、、、、だったはずなのですが・・・・

予定時間を1時間半も超過してなお結論が出ない、ものすごい会合に・・・・

議論の中心は、自治会のさらに上の地区組織からの脱退の是非について。

なんでそんな話になったのか・・・

ウチの村は古い村なので、昔々からの地域の繋がりがあります。

古い神社を中心にして大きく広がったその地域との関わりで、決定的な問題となるのが、ウチの村とその神社の間にある山です。

昔の人は歩いて登ったかもしれませんが、今や道路も無く、他人の土地を通っていく訳にもいかないので、ぐるっと迂回しなければなりません。

必然的に人の交流等も少なくなっていきます。

さらにややこしいことに、山と反対側に小学校が出来て、山を迂回するよりもこちらのが近いため、みんなこっちに通うことになったのです

結果・・・・山向こうとの人的交流は皆無となり、会合があっても知らない人ばかり、一方で地区長の仕事や神社維持費や消防関連の金の支出だけ負担している状況になってしまっています

そんな状況は、もう40年以上前から継続しているので、今に始まったことではないのですが、不満は徐々に蓄積してきていたのでしょう。

そして、周りの田んぼが造成されて、どんどん新しい人が入ってきた結果、昔からの事情にこだわらない人が増えて来たのだと思うのです。

そんな状況で、、、、、、今日一気に噴出!!

次期役員の方の「脱退すべき」の言葉に大きな拍手が・・・・

少数の脱退反対者と圧倒的勢力の推進者との押し問答で3時間が経過、結局結論が出ず、時間切れの散会となりました。

ところで、さっきからボク一人で騒いでいますが、いったい何が問題かというと・・・・

上位地区では、毎年、山向こうの大きな神社に奉納する、子供の舞踊を中心とした、かなり大がかりなお祭りがあるのです。

脱退すれば、当然神社とも、そのお祭りとも縁が切れてしまいます。

今まで加護を受けてきた神社との関係を切ってしまっていいものかどうか

そして、日本古来の伝統を伝える祭りへの参加も・・・・・

これは寂しい・・・

お囃子保存会で横笛をやってるのも、最終的にはこの祭りのためだし、子供も舞踊を楽しみにしています。

この村の良いところというか、重要なアイデンティティーである神社とその祭りが無くなってしまったら、ここは普通の村になってしまいます

そんな訳で、ボクは現状維持したいと思っていたのですが、今日の流れは圧倒的に脱退派優勢。

ボクはまだこの村では新参者なので、あまり目立たないように、おとなしくしていようと思っていたのですが、このままではあまりにもマズイと思い、意を決して2,3意見を述べてみました。

結果、、、拍手は1名のみ・・・・

完全に孤立してしまいました

うむむ、、、ちょっと誤算です。

ただ、お囃子保存会のメンバーも居るし、古くからの住民の中には維持派がいるのではないかと思います。

あの圧倒的な雰囲気の中では、なかなか意思表明するのははばかられるから賛成者が居なかったのだと信じたい

まぁ、そもそもボクの話した内容が、まとまりなくハチャメチャだったからかもしれませんけどね・・・

あぁ、なんだか、あんなこと言わなきゃよかったなぁ、なんて思います。

おとなしくしてようと思ったのに、悪い方向で目立ってしまったなぁ・・・・

子供がいじめられたり、ヨメさんが仲間外れにされたりしなけりゃいいけど

でも言っておいてよかったとも思います。

言わずにいたら、それはそれで今悶々としてたと思うので

今後の動向、、、ちょっと予断を許さない状況です

なんとかしないとね



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