かなり道草をしたので、目的地「ダーウェント峡谷の工場群」の一つ「ストラッツ・ノース・ミル」に到着したのは11時頃。
「駐車場はここだよな・・・」
誰もいません。。。
いや、いました。
雨の降りしきる中、立ってサンドイッチを食べてる人。
「すみません、ミルはどこでしょうか?」
「あぁ、ここだよ。」
「入り口はどちら?」
「あそこだけど、今日は休みだよ。」
「え、、、あ、ありがとう」
絶句・・・
雨の中せっかく来たのに、最初からつまづきました。。。
仕方なく、軒下で朝飯を食べます。
朝ALDIで買ったパン2種類。
「うまい!!」
ターフの甘さが体中に沁みわたります
あまり長く居ると、駐車料金を取られそうなので、そそくさと退避。
工場群というくらいなので、工場はいくつかあります。
次、クロムフォードミルに行ってみました(休みかもしれませんが・・・)。
すごい人で、駐車場もクルマは一杯でしたが、バイクは案内されて端っこに停めさせてもらいました。
入り口にはものすごい行列が・・・
一往復しています。
入り口で警備の人に聞くと、並べという。
仕方なく最後尾に並びます。
このときで受付まで列が1.5往復、かなり時間がかかりそうですが、せっかく来たのでしかたない。
あと1往復というところで、受付の近くまで来た時に、気付きました。
みんな受付でスマホか紙を見せています
「なんかヤバイな・・・」
後ろのカップルに聞いてみました。
「ここって、入るのに予約がいるのかな?」
「え、知らないの? ネットで予約してから来るんだよ」
「そうなのか、、、残念、せっかく来たんだけどね~」
お礼を言って、とぼとぼとバイクのところに戻ります
「あ、、、駐車場代払わねば」
入場してもいないのに払うのは癪ですが、ブッチすると持ち主のところに請求が行くらしい。
支払い機の方に歩いて行くと、先ほどのカップルの男性が歩いてきて
「入れるよ、並ぼう」
「え!? 入れる? 予約してないよ」
「大丈夫、大丈夫」
「本当!! ありがとう!!
なんと、あのカップルが係の人に入れるように話を付けてくれたのでした。
「だって、遠くから来て、かなりの時間並んでただろ?」
と言って笑うカップル。
イギリスの人、なんて優しいんだーーー!!
かくしてなんとか入場(しかも無料)。
ここは、産業革命の時代に発明家のクロムフォードさんが水力を使って紡績工場を建てた場所。
教科書で読んだ産業革命が身近に感じられる場所です。
中も人がごった返しています。
さすが世界遺産、平日なのにすごい人気です
なのに、展示物には人がほとんどいない
外には人があちこちで行列を作っていたり、人だかりがあったり。
一体何を・・・
どうやら、イギリス版お宝探偵団のテレビ中継をやってるようです・・・
それで皆さん大きな荷物を持っていたのか。
・・・こんなことのために何時間も使ってしまった
展示物は少なくて、30分もあれば回れてしまうのに。
一般の見学客は別ルートで入れるようにしてほしいものです
駐車料金は小銭を持っていなかったので、また中に入って売店で払いました。
マッソン・ミルはそこから少し走ったところにある建物。
中に入るか迷ったのですが、もう14時を回っていて、駐車場代か入場料が高かったし、なによりかなり疲れていて、ミルは精神的に飽和状態だったのでパス。
(今調べていたら、グループツアーしかやってないとのこと)
このまま北に向かいます。
本日のルート
オレンジはダーウェント峡谷の工場群