新店から木柵まで、7kmくらいでしょうか。
ガイドブックの地図では粗すぎて道が分かりません。
とりあえず、最短の3号線沿いに行ってみることにしました。
元来た道を戻ります。
3号線は自転車は走れないので、3号線の高架を見ながら並走するつもりだったのですが・・・・
行く先は山に阻まれて、先に進めません。道が無いのです
うむむ、、、この新店の街中をガイドブックの超粗い地図で走りぬけられる自信はありません。
どこかで地図を買わないと
今居る広い通りは地図に載っている道で、今なら現在地も分かっています。
でも一旦この道路から外れると、たちまち路頭に迷うことになるので、この道はキープしないと・・・
とりあえず木柵方面に走ると、おや、、、GIANTショップがありました・・・・
ここ、通ったはずなんだけど、気付かなかった。
でも閉まっています
「書店」がありました!!
と、思ったら、売っているのはおもちゃとか花火でした・・・・
「なんだ、書店って台湾じゃおもちゃ屋のことか・・・?」
じゃあ本屋はなんていうの・・・?
うむむ、地図を買おうと思っても、本屋が分からなければ、一体どこで買えばいいのだ?!
そうだ!! 百貨店に行こう
百貨店には日本語が分かる女の子がいるし、しかもこの先の通り道にあります。
本屋は台湾ではなんて呼ぶのか、さらに本屋の場所を教えてもらえるかもしれません
再び百貨店へ。
そしたら本屋はやっぱり「書店」でした
さっきの書店は一体なんだったのでしょうか・・・・
ついでに本屋の場所も聞きました。
そしたらまた・・・・
あーでもないこーでもない、こうじゃない?あぁじゃない?・・・が、始まりました
いやぁ、面白い。
本屋一つでこれだけ盛り上がれるなんて、若いってうらやましい・・・
お客が傘を買いに来て、雨が降り始めているのに気付きました。
自転車を軒下に移動します。
さらに議論は続く・・・
やっと意見がまとまったようです
「あのセブンイレブンの道をあっちに行くとマールー(馬路)に出て・・・(おそらくそう言ってる)」
わざわざ店を出て、教えてくれました
日本語が話せる女の子はYuiさん(日本語名?)。
謝謝、Yui-san & her friend !
雨がやみません
百貨店の横は料理店。Yuiさんが「おいしいよ」、と教えてくれたので、ここで昼食です。
定食の排骨ランチ。
肉はもちろんのこと、小皿の料理も全部ウマイ!!
一品一品どれも手抜きせず、それぞれ味に明確なポリシーがあり、どれをとっても料理のメインを張れるだけのポテンシャルを持っています これで確か100元(350円)くらい。
あっという間に完食
それでも雨はやみません。
夕立ならすぐに止むだろうと、しばらく待っていましたが、あきらめて出発することにしました
それほど強い雨でもないし、上はカッパを着て、足はビーサン、カッパ丈が長いので下は無しで良かろう。
教えてもらった通りに出発!!
あっという間に行き止まり・・・・
うむむ、、、何か聞き間違えたか・・・
仕方なく広い通りに戻り、看板だけを頼りに木柵に向かいます。
すると・・・雨がものすごい土砂降りに!!
ズボンがべたべたになる前に、なんとか屋根の下に避難しました。
バイク用のカッパを出すのが面倒なので、カッパのズボンを買いにコンビニに入りましたが売ってません。
スクーターは足がカバーされてるし、そういえばみんな短パンで乗ってるのは、こんな理由からか??
仕方なくバイク用のカッパを取り出し、履きました。
これだけ装備すれば、雨もへっちゃらです
出発!!
カッパを着て暑いかと思ったら、意外や意外、かなり快適です。
太陽が出てないと、台湾は涼しい・・・
炎天下の中を汗だくになって自転車漕ぐより、雨が降ってくれた方がよっぽどありがたい、そう思います
木柵の看板にしたがって走ること1時間、猫空を通ります。
猫空といえば、台北から地下鉄一本で気軽に来れるところ。
こんな台北近くまで戻ってきてしまった・・・・
なんだかすごくもったいない気がしました。
ミニを発見!!
台湾はあまり古い車をみかけませんね
スポーツカーもいないし、珍しい外車もほとんど見ないです。
外国に来るとクルマを見るのが楽しみなだけに、そういう意味では台湾は興味を惹くものがありません。
バイクもスクーターばっかりで、あまり乗り物を趣味にする人は(自転車以外で)居ないのかもしれませんね
途中何度か人に道を聞きながら、やっと台北動物園横を通過。
この頃には雨は上がっていました。
ここから老街のある町深坑(シンクォーだったっけ?)まではすぐ。
街中に入って、後ろに積んでいるカバンがやたら重いので、要らない荷物を郵便で日本に送り返そうか、と考えていたら、ふと横を見ると郵便局が!!
なんというタイミングの良さ!!
こういうときって、今の自分のやってることが正しい方向だという証明のような気がします。
ドラクエで、あるもの探して草原をさまよっているときに、町を見つけた!! みたいな
この日本からわざわざ持ってきたバイク用のカッパも、かさばるし重いだけで、とっても邪魔くさい。
持ってくるんじゃなかった
100円のコンビニカッパのが涼しくてよっぽど快適です。
コンビニでカッパのズボンを買って、バイク用のは送り返してしまおうと思ったのですが・・・・やはり売ってませんでした。
代わりに・・・・ 地図を見つけました。
分厚くてデカくて重いですが、もうこれは必需品です。
台湾で買ったガイドブックやらは日本に送り返してしまいましょう
コンビニを出て、買った地図を見ていると、話しかけてくる人がいます。
「日本人? どこに行くの?」(日本語です!!)
「あ、ここに行きたいんです、老街」
「じゃあ付いておいでよ、近くまで行くから。この先のコンビニで新聞を届けるために何回か停まるけど」
「あ、ありがとうございます!!」
ぶるるるる~
あらら、もう行っちゃいました。
地図をしまって、自転車の鍵を開けて・・・・
郵便局は今日はあきらめましょう。
全速力で追いかけると、行く先々のコンビニで停まって新聞を置いているので、ちょうど一定の間隔でついていけました
そしていくつ目かのコンビニの先に老街の入り口が!!
謝謝、新聞配達の人!!
ここ深坑の老街は煉瓦作り。
最近のブームにのっかって、町の整備が進んでいます。
あちゃー・・・・もったいない!!
古い煉瓦を取り壊して、新しい煉瓦作りの建物を作っています。
煉瓦は古臭いのが雰囲気があるのに・・・新しい煉瓦にしてしまったら、新築と変わらなくなっちゃう・・・
木の扉はさすがに重厚感が・・・・と思ったら、どの家もみんなそろって同じ色。
うむむ、、、塗料が塗ってあるのか・・・・
深坑は豆腐で有名な町で、豆腐屋さんがいっぱい並んでいます。
その中でも一番おいしそうだったのがこれ。
店先で大量にグツグツ煮ているのを見て、どうしても食べたくなってしまいました。
麻らー臭豆腐
ちょっとピリ辛で、豆腐と厚揚げの中間みたいな感じ。
見て「こんな味なんだろうな」と想像できる、そのまんまの味でした
涼しかったので、ここではかき氷は無しです。
さて、この時点でもう5時前。
急がないと。。。と、思うのですが、涼しくて快適で、なぜかしら気分は酔っ払い的な楽観論者に・・・。
特に焦るでもなく、のんびりと出発~
途中、橋の上で写真を撮っていると、
正面になにやら不思議な町が・・・・
建物の色や形が統一されていて、どうしても行ってみたくなりました(山の上だけど・・・)。
観光地なら看板があるはず・・・と思って、交差点に近付くと、「○△×霊□△」と書いてある看板を見つけ、はたと気付きました。
「あぁ、あれはお墓だ」(山登らなくて良くなった・・・・)
沖縄で見た墓地と良く似ています。
ところが・・・もう一度その看板を見直すと、「霊」なんて文字はどこにもありませんでした!!
不思議です、何かが教えてくれたのでしょう
ここでも、今の自分の行動が正しい方向なんだと肯定されている気がしました
ここから先はこの旅の中で、いや、自分の人生の中においても、とても印象深い、素晴らしく気持ちいい場所への道のりとなります
ガイドブックの地図では粗すぎて道が分かりません。
とりあえず、最短の3号線沿いに行ってみることにしました。
元来た道を戻ります。
3号線は自転車は走れないので、3号線の高架を見ながら並走するつもりだったのですが・・・・
行く先は山に阻まれて、先に進めません。道が無いのです
うむむ、、、この新店の街中をガイドブックの超粗い地図で走りぬけられる自信はありません。
どこかで地図を買わないと
今居る広い通りは地図に載っている道で、今なら現在地も分かっています。
でも一旦この道路から外れると、たちまち路頭に迷うことになるので、この道はキープしないと・・・
とりあえず木柵方面に走ると、おや、、、GIANTショップがありました・・・・
ここ、通ったはずなんだけど、気付かなかった。
でも閉まっています
「書店」がありました!!
と、思ったら、売っているのはおもちゃとか花火でした・・・・
「なんだ、書店って台湾じゃおもちゃ屋のことか・・・?」
じゃあ本屋はなんていうの・・・?
うむむ、地図を買おうと思っても、本屋が分からなければ、一体どこで買えばいいのだ?!
そうだ!! 百貨店に行こう
百貨店には日本語が分かる女の子がいるし、しかもこの先の通り道にあります。
本屋は台湾ではなんて呼ぶのか、さらに本屋の場所を教えてもらえるかもしれません
再び百貨店へ。
そしたら本屋はやっぱり「書店」でした
さっきの書店は一体なんだったのでしょうか・・・・
ついでに本屋の場所も聞きました。
そしたらまた・・・・
あーでもないこーでもない、こうじゃない?あぁじゃない?・・・が、始まりました
いやぁ、面白い。
本屋一つでこれだけ盛り上がれるなんて、若いってうらやましい・・・
お客が傘を買いに来て、雨が降り始めているのに気付きました。
自転車を軒下に移動します。
さらに議論は続く・・・
やっと意見がまとまったようです
「あのセブンイレブンの道をあっちに行くとマールー(馬路)に出て・・・(おそらくそう言ってる)」
わざわざ店を出て、教えてくれました
日本語が話せる女の子はYuiさん(日本語名?)。
謝謝、Yui-san & her friend !
雨がやみません
百貨店の横は料理店。Yuiさんが「おいしいよ」、と教えてくれたので、ここで昼食です。
定食の排骨ランチ。
肉はもちろんのこと、小皿の料理も全部ウマイ!!
一品一品どれも手抜きせず、それぞれ味に明確なポリシーがあり、どれをとっても料理のメインを張れるだけのポテンシャルを持っています これで確か100元(350円)くらい。
あっという間に完食
それでも雨はやみません。
夕立ならすぐに止むだろうと、しばらく待っていましたが、あきらめて出発することにしました
それほど強い雨でもないし、上はカッパを着て、足はビーサン、カッパ丈が長いので下は無しで良かろう。
教えてもらった通りに出発!!
あっという間に行き止まり・・・・
うむむ、、、何か聞き間違えたか・・・
仕方なく広い通りに戻り、看板だけを頼りに木柵に向かいます。
すると・・・雨がものすごい土砂降りに!!
ズボンがべたべたになる前に、なんとか屋根の下に避難しました。
バイク用のカッパを出すのが面倒なので、カッパのズボンを買いにコンビニに入りましたが売ってません。
スクーターは足がカバーされてるし、そういえばみんな短パンで乗ってるのは、こんな理由からか??
仕方なくバイク用のカッパを取り出し、履きました。
これだけ装備すれば、雨もへっちゃらです
出発!!
カッパを着て暑いかと思ったら、意外や意外、かなり快適です。
太陽が出てないと、台湾は涼しい・・・
炎天下の中を汗だくになって自転車漕ぐより、雨が降ってくれた方がよっぽどありがたい、そう思います
木柵の看板にしたがって走ること1時間、猫空を通ります。
猫空といえば、台北から地下鉄一本で気軽に来れるところ。
こんな台北近くまで戻ってきてしまった・・・・
なんだかすごくもったいない気がしました。
ミニを発見!!
台湾はあまり古い車をみかけませんね
スポーツカーもいないし、珍しい外車もほとんど見ないです。
外国に来るとクルマを見るのが楽しみなだけに、そういう意味では台湾は興味を惹くものがありません。
バイクもスクーターばっかりで、あまり乗り物を趣味にする人は(自転車以外で)居ないのかもしれませんね
途中何度か人に道を聞きながら、やっと台北動物園横を通過。
この頃には雨は上がっていました。
ここから老街のある町深坑(シンクォーだったっけ?)まではすぐ。
街中に入って、後ろに積んでいるカバンがやたら重いので、要らない荷物を郵便で日本に送り返そうか、と考えていたら、ふと横を見ると郵便局が!!
なんというタイミングの良さ!!
こういうときって、今の自分のやってることが正しい方向だという証明のような気がします。
ドラクエで、あるもの探して草原をさまよっているときに、町を見つけた!! みたいな
この日本からわざわざ持ってきたバイク用のカッパも、かさばるし重いだけで、とっても邪魔くさい。
持ってくるんじゃなかった
100円のコンビニカッパのが涼しくてよっぽど快適です。
コンビニでカッパのズボンを買って、バイク用のは送り返してしまおうと思ったのですが・・・・やはり売ってませんでした。
代わりに・・・・ 地図を見つけました。
分厚くてデカくて重いですが、もうこれは必需品です。
台湾で買ったガイドブックやらは日本に送り返してしまいましょう
コンビニを出て、買った地図を見ていると、話しかけてくる人がいます。
「日本人? どこに行くの?」(日本語です!!)
「あ、ここに行きたいんです、老街」
「じゃあ付いておいでよ、近くまで行くから。この先のコンビニで新聞を届けるために何回か停まるけど」
「あ、ありがとうございます!!」
ぶるるるる~
あらら、もう行っちゃいました。
地図をしまって、自転車の鍵を開けて・・・・
郵便局は今日はあきらめましょう。
全速力で追いかけると、行く先々のコンビニで停まって新聞を置いているので、ちょうど一定の間隔でついていけました
そしていくつ目かのコンビニの先に老街の入り口が!!
謝謝、新聞配達の人!!
ここ深坑の老街は煉瓦作り。
最近のブームにのっかって、町の整備が進んでいます。
あちゃー・・・・もったいない!!
古い煉瓦を取り壊して、新しい煉瓦作りの建物を作っています。
煉瓦は古臭いのが雰囲気があるのに・・・新しい煉瓦にしてしまったら、新築と変わらなくなっちゃう・・・
木の扉はさすがに重厚感が・・・・と思ったら、どの家もみんなそろって同じ色。
うむむ、、、塗料が塗ってあるのか・・・・
深坑は豆腐で有名な町で、豆腐屋さんがいっぱい並んでいます。
その中でも一番おいしそうだったのがこれ。
店先で大量にグツグツ煮ているのを見て、どうしても食べたくなってしまいました。
麻らー臭豆腐
ちょっとピリ辛で、豆腐と厚揚げの中間みたいな感じ。
見て「こんな味なんだろうな」と想像できる、そのまんまの味でした
涼しかったので、ここではかき氷は無しです。
さて、この時点でもう5時前。
急がないと。。。と、思うのですが、涼しくて快適で、なぜかしら気分は酔っ払い的な楽観論者に・・・。
特に焦るでもなく、のんびりと出発~
途中、橋の上で写真を撮っていると、
正面になにやら不思議な町が・・・・
建物の色や形が統一されていて、どうしても行ってみたくなりました(山の上だけど・・・)。
観光地なら看板があるはず・・・と思って、交差点に近付くと、「○△×霊□△」と書いてある看板を見つけ、はたと気付きました。
「あぁ、あれはお墓だ」(山登らなくて良くなった・・・・)
沖縄で見た墓地と良く似ています。
ところが・・・もう一度その看板を見直すと、「霊」なんて文字はどこにもありませんでした!!
不思議です、何かが教えてくれたのでしょう
ここでも、今の自分の行動が正しい方向なんだと肯定されている気がしました
ここから先はこの旅の中で、いや、自分の人生の中においても、とても印象深い、素晴らしく気持ちいい場所への道のりとなります