ボクのバイブルです。
ミニ一筋だった当時、他の車などまるで眼中に無かったのに、この本のおかげで旧車の世界にとっぷりと浸かってしまいました・・・・
不幸か幸か、と言われると・・・・・
でもおカネはかかるけど、好きなものは多ければ多いほどいい。
好きなものがあると楽しいし、楽しいことが多いということは幸せなことですよね~
西風の「GT Roman」
いろんなクルマに乗った個性的で愛すべき登場人物たち。
イタリアの車に乗る人は陽気で能天気に描かれていて、「いくらイタリア人が陽気だからと言って、イタ車に乗る人が陽気だとは限らんよなぁ~」と思っていた当初。

「壊れたら治せばいいじゃん」って、いっくら陽気な人でも壊れたらちょっとは落ち込むよなぁ・・・。
でも旧車の世界に足を踏み入れてすぐに気付きます。
あれは決して誇張では無かったと・・・・。
なぜか不思議ですが、ある車の生産国の国民性とそれを好きになった人の性格は非常に似ていることが多いのです。
イタリア車は陽気で屈託無いかちょっとカッコつけた伊達男、イギリス車はジェントルでストイックで頑固、ドイツ車はまじめで理性的でちょっと固い人、フランス車は変わり者かキザな人が多い。
これはホントに不思議なのですが、周りを見てみるとまさにそのまま!!
あのマンガの世界そのもののような人がゴロゴロしています。
先日ミニを購入した会社の若いの。
実は購入する一週間ほど前に、この本を全巻彼に貸し出していました。
見事! この本にとりつかれてしまったようですね。
ま、それを期待して貸したところもあるのですが、まさかこれ程までに効果が上がるとは思っていませんでした。
これでクルマ貧乏がまた一人生まれました。
幸か不幸か・・・・
これは本人がどう思うかですが、車好きがそれまでに費やした費用を計算して嘆いているのを見たことがありません。
むしろ「いくらかけたか」を自慢している感があります。
例え40歳過ぎて独身であろうと、決して愛車を手放さないクルマ好き達を見ると、人がどう思おうとやはり幸せなんだろうなぁ、と思わずにはいられません。
でも、せめて結婚はして欲しい。
独身では手に入れられないレア・アイテムがあるからですねぇ~