第四日目
阿蘇ホテル~九重夢の大吊橋~湯布院~柳川~長崎稲佐山ホテル
ガイドさんからかなりプレッシャーを受けて、
「高所恐怖症のかたは吊橋の途中で歩けなくなるかも・・」
何年か前、「谷瀬の吊橋」を渡ったとき、踏み板の隙間から谷底がみえて、
しかもゆらゆら揺れて、一瞬足がすくんだことを思い出した。
でも、九重の大吊橋は高さも長さも日本一だが、作りが頑丈なせいか、
あまり恐怖感はなかった。
あこがれの湯布院・・
平日なのにたくさんの観光客がいて、芸術溢れる街並みというだけあって、
女性に人気というのもうなずける。
水辺の菜の花がきれい、小道を歩いていると由布岳がどこからでも見えて、
こういう町の雰囲気っていいね。
第一日目からずっと晴天続きであったが、
柳川の町にはいってから雨がぼつぼつと降り出してきた。
雨はふるふる
城ケ島の磯に
利休鼠の雨がふる
城ケ島ではないが、さすが北原白秋ゆかりの城下町であった。
舟の上では傘はだめ、
ビニール合羽をすっぽり被って舟に乗りこむ、川べりの桜が雨にしっとり濡れて美しい。
ただ、思うようにカメラを操作できなくてもどかしい。
このまま柳川で二三日過ごしてみたいと思った。
船着場で添乗員さんがわれわれを待っている。
忙しいときはひと月のうち20日間も旅をしているそうだ。