屯田物語

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トムラウシと”ふきのとう”

2006年03月18日 | 
トムラウシに向かう山道はまだ雪が深い。
この道を登っていくと「霧吹きの滝」や高層湿原の「沼の原」へ、
そして、あこがれのトムラウシ(アイヌ語で”花の多いところ”)へ至る。


息子夫婦とトムラウシ温泉へ訪れたときのことである。
女二人はフキノトウに夢中・・・
今晩の天ぷらの材料だね。
わたしは、宮本百合子の気分になって雪のうえを歩く。
”ふきのとう”の詩はなぜか忘れない。

あと一月たてば、トムラウシ温泉もこのような風景になる。
雪解けを待って出かけようと思った。




国民宿舎「東大雪荘」の露天風呂
十勝川の源流沿いにあり、対岸はトムラウシに向かう山道。
夕暮れ一人で湯にいると、藪の中から狐か熊の光った眼がこちらを見ているような気がする。
あちらこちらの温泉へいったけど、ここがいちばん好き。

翌日は「霧吹きの滝」へ、
途中、トムラウシや十勝岳連峰を裏側から眺められる。
(美瑛の反対側になる)
落差60mの「霧吹きの滝」は水量は凄い。
山懐の奥深いので、まさに秘境の雰囲気をいっぱい感じる。

(写真は東大雪荘のHPから)