立科のここいらは本来牧場だったと聞いていますが定かではありません。牛とか馬とか野生のシカが牧草とか美味しい草を食べるのですが、この蓮華つつじは花とか葉に毒素があるらしく当然食べません。でこの蓮華つつじが結果残る事になったわけです。名前も隣の管理地は「つつじが丘」って名前も付いています。
うちの庭にも群生が幾つかありまして今回は丁度いい時期に来れた訳です。それでも剪定はある程度しないと駄目ですし、肥料もあげないと花付きが良くありません。本体野生なので肥料なんて上げなくてもいいのですが、それは太陽が良く当たって土壌も保湿されているのが条件です。此処の土地は保湿性はいいのですが、やはり日陰は成長も花付も良くありません。林野庁の方が裏手を伐採してくれたお陰で日当たりが良くなり裏手のつつじもきれいな花を付けるようになりました。
道路から家のほうを向いて右の方は植樹してあった白樺がおおきくなったのもあって、日影が増えてあまりよくありませんね。山つつじの枯れ枝や名前の分からない雑木を切ったり払ったりしたら、随分とお日差しがはいるようになってつつじも生き返りましたね。
以前、「油粕」を撒いたらここいらに住む「ヤマネ」ちゃんの格好の餌となって随分と食べられてしまったことがあります。物置に入れて置いたら袋を破られて食べられたことがありそれがわかりました。彼等にとってそれが「ごちそう」だったのかもね。
また、「ヤマネ」ちゃんが物置小屋に住むとそれを狙った「蛇」(ヤマカガシ)も小屋に住むようになったので、「樟脳」を撒いたり、人間が其処に入ると兎角問題を起こしがちになるもんです。
それからは、クリアーのトラックボックスに入れて侵入出来ないようにしました。枯れた部分を取り除いたり、しましたが「強度の切り戻し剪定」はしません。大体がそんなことしなくても咲くと思うからです。
とまあ、色々な事を乗り越えて定着してきたのかなあ?。針外しは本来「ど素人」ですから分かるはずもありませんが、下手な思い込みだけはせずに自然に任せた方がいいのかも知れません。人間の思い込みは時によってはその地域の障害になる事になりかねない。それだけは気を付けないとね。