針の山(地獄の針の山ではありません)でゆっくりフライを巻こうと思って大半のマテリアルを持って行ったのだが、こっち(東京)でも 多少巻くので足りないものを持ち帰ってきました。
フックとかツールとかをクリアーボックスに入れてケープとかディアヘヤ―とかのマテリアルを分別して「パッと」持ち帰るようにしたのだが、なんせ、種類が沢山あるので多寡が一個のフライを巻くにしてもよーく考えてマテリアルを持ってこないと作業が止まってしまうから厄介だ。
今回の羽蟻君にしてもディアヘヤ―の黒を忘れてしまったので、止まってしまったのだ。
で、羽根蟻君に必要なマテリアルは水面直下用のフック、No.8「ネオロン」丸紐の直径4mmと5mm ディアヘヤ―の各種、黒のスレッド、白のコックのケープ ピーコックハール とタイイングツールと ヘッドセメント等これだけ必要なのだね。
フライタイイングで最も注意する点は、針に対して頭部、胴体のバランスと、大きさ、それとウィンクやハックルの長さ、大きさだね特にハックルやウィングはその時いい長さと思っても、後で見ると妙に長かったりします。せっかく巻いても使い物にならなかったりします。
「ディアヘヤ―各種」と「ピーコックハール」
フライタイイングをするに当たり最初からあまり小さいフックで巻くと難しい。大き目のフックで練習して小さいフックに移行した方がいい。不都合な時は工程をカットすることもできます。
今回の「羽蟻」君はBarry Ord Clarke氏のフライを真似してみた。ま、最初にしてはマアマアの出来になったね。フライタイイングはマテリアルを集める事ではなくてカゲロウや虫を如何に作るのが目的ですから、目標になったフライに近づけると嬉しいもんです。
ヘッドが大きすぎてアイが潰れてしまっています。
でもこれだけでは駄目で、これをすらすらと」巻くことが出来るようにうんと練習しないとね、「机上のタイヤ―」だとしてもちゃんと巻かないと駄目なんです。(笑)