始まりました。今年は猛暑で、カエデや、空木、随分と、葉が焼けてしまった。是じゃ、紅葉しても、綺麗じゃありません。
最近の傾向としては、猛暑の後に寒気が入り、植物はいたたまれず、紅葉する前に、葉を落としてしまい、その後暖かい日が続き、紅葉する、そんな感じです。こんな猛暑でなければ、もっと沢山葉を付けたまま紅葉するので、豪華絢爛だと思うんですけどね。
それとも、ビルの上の直射なので、想像以上に、ダメージを受けていたんですかね。
針の家の屋上には、暑さ対策にすのこを敷いてあります、。コンクリート地下置きより通風、熱除けに優れているからですが、それでも、相当な熱さが伝わってくるからです。
↓、この樹はプリンスホテルの庭のピラカンサの樹の根元に生えていたのを失敬してきたのですが、何の樹だか名前が分かりません。針の勝手な思い込みで、赤花栃の木じゃないかと思ってるんですが、これも、もうすぐすると、綺麗な紅葉を見せてくれますぞ。
唐楓は楓(フウ)と呼ばれています。普通この楓という字を使うと、この唐楓の事をさします。中華料理で楓林(フウリン)というお店の示す木はこの唐楓の林のことです。
日頃は、何の変哲の無い木ですが、紅葉の頃になると、俄然存在感を示します。
この唐楓の紅葉はこんな物ではなく、盛りになると、もっと、赤く綺麗になります。でも、この位も、味があっていいもんです。この唐楓は買っても値段が安価で育て易く、お勧めですよ。葉っぱも可愛らしいしね。
ハゼの木は、実が蝋燭の原料になる位ですから、庭木にするのを嫌う人がいますが紅葉はすこぶるいいです。紅葉はナナカマド以上じゃないかと思っています。育てるのも楽だしね。
ナンキンハゼも、ちらほら紅葉してきました。紅葉と言っても、それぞれ良さが違います。どれをとっても、皆、いいですなあ!。でも山モミジ系は葉がまだ、緑、緑しています。モミジと言うと、先ほども書きましたが、楓という字は使わないで槭(もみじ)という字を使います。
出猩猩の紅葉も抜群です。やはり暖かいんですね。いい色になってきません。
来年はもっと木陰で育てられないか検討してみます。あまり暑いと、落葉、葉焼けが酷く、綺麗になってくれません。