針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

アダプタ―

2018-02-26 21:22:37 | 星の話

天体望遠鏡は各社出ていますが、赤道儀が同じ会社とマッチングするケースは大概の場合ありますが、針外しの様にひねくれ者のような場合は赤道儀が高橋製作所、鏡筒がペンタックス(朝日光学)なんて取り合わせだってある訳です。今回、ペンタックスのファインダーの代わりに国際光機の正立ファインダーを載せる事だってある訳です。ペンタックスの鏡筒の台座には、国際光機の正立ファインダーは付きません。国際さんは、一方の旗頭「ヴィクセン」の鏡筒が標準になっている訳で、どうしようかと迷っていると、ペンタックスに合うアダプター(ヴィクセン製)があると言うので購入してみると確かにけいじょうは合っていますが、邪魔な部分があります。

            
             表                     裏

兎角、こういった業界は他社の形状が合わないように作られていますので、天体関係者にとって、それが凄い妨害となります。出来れば同会社のセットを買われるのを推奨します。実はファインダーもペンタックスを持っているのでその鏡筒バンドを使えば、使えない事はないんですがね。一々付け替えるのは面倒臭いんです。

裏の部分の出っ張った部分が邪魔です。これならばなんとか研磨して取り除く事が出来るかも知れません。まず、鉄ノコで電動糸ノコのライン、溝を作ります。細かい作業ではこの作業が結構重要なんですね。電動ノコ、底からも横方向からも、電ノコ入れる為に、底を汚くしたくないのでアルミの板を張り付けました。大体取り除いたら後は棒ヤスリで研磨だけです。


             
問題は、頭が皿ネジですのでその頭が、出っ張らないようにドリルで面取用のルーターで形を作りました。

            
 



            


直径15mm径の皿ネジの頭がすっぽり入り平らに収まるようになりました。後、横についている調整ネジが一部露出してしまいましたのでスペーサーを作り厚さによって干渉をカバーしました。

                

何事もあきらめない、気持ちを持つことが大事ね。何でも金で買えると思っちゃ駄目ね。ペンタックスの鏡筒が今一、流行らなかったのに、こうした共用性の無さが原因だったのかもね。レンズはいいのにね。

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早田カメラさんにカメラの改造に。

2018-02-25 19:01:50 | 星の話

前に、今日の天体写真はデジタルカメラになったお陰でまるきり、様相が変わってしまったお話をしましたが、カメラの改造を余儀なくされてしまった。フイルムカメラの時代は増感すれば水素領域が赤に反映されてそれなりの写真になりましたけど、でじたるになってからは、人間の肌や自然の色彩を出す為にフィルターを内蔵してあり、それが天体写真にとって致命的になってしまいました。

最近になって、内部にある「赤外線カットフィルター」を取る技術を持つ方が出てきて、主に「キャノン」のカメラで改造されて、この「赤い色」を出す事が打開されました。これは天文界にとって「福音」であった事は間違いありません。

この後、「ニコン」から、D810Aが出て「赤外線カットフィルター」を取らなくても設定だけで赤い色を出せる事になる訳ですけれども、なんせ高い!。私も此処に至ってこのカメラを購入しなければならないのか?。と観念しましたが、なんせ、こんな高級なカメラ買ってどれだけ、使いこなせるかと躊躇した訳です。

あれこれ業者さんに聞いて見ると何と浅草にある「早田カメラ」さんの技術工房「早田カメラ・ラボ」さんがニコンカメラを始めソニーその他の改造をしてくれることを聞きました。

                                                       

針外しのもっている、カメラはD80。これを購入してから大分経っています。最初はこのカメラの改造と思った訳ですが、今はインターバルタイマーの時代。何枚も撮って画像を重ねるらしいので、設定によってバルブ撮影が出来るタイプを改造してもらわないと、とんでもない事になってしまいます。そこで、早田カメラさんに連絡して適したカメラを教えて貰ったら600以上がフル画像でそれ以下でもOKだという事が分かりました。
駄目なカメラはホームページに出ていますので参考にして下さい。私のD80は、インターバル用の口ではないタイプなので駄目でした。

但し、改造したら、撮影した画像が真っ赤になってしまい一般撮影は駄目になりますので、安易にやらないで下さいね。天体専用になります。やるなら安いカメラでね。

で、中古カメラ専門店で探そうかとも思いましたが、アマゾンで中古を扱っている事を思い出して、D5500を購入しました。以前はカメラボディー+5,6万で改造出来ましたが、(それもキャノンだけね)早田カメラさんではカメラボディー+3万に消費税でやって頂けるね。振込でもいいのだが、面倒なので地下鉄出た処に「雷門郵便局」がありますので、現金出して支払いです。今は便利な時代ですよね「Google Earth]で住所検索すると地上絵が簡単に見ることが出来ます。


                           
針外しの家からは大江戸線で「大門」まで出て「都営浅草線」で浅草までくればあっという間だね。コンビニ「ポプラ」を入ればもう店舗は見えています。

                           

喫茶店へ入るようにしてガラス戸を開けると2階へ上がる階段があります。


                 

中に入るとこんな感じです。自分の要件を伝えてさっさと置いてきましょう。何せお忙しいですからね。


                                        
           「ライカ」「ハッセルブラッド」とか古の名機が並んでいます。マニュアの方見たら涎垂らすだろうね。

                                                             

この日は他所でイベントがあるとかで、店長さんしかいませんでしたが、丁寧な対応をして頂きました。

ただこのまま帰るのも何なんで、仲見世ちょっと見てみようと立ち寄りました。店出て50mも行かないうちに仲見世通りです。

       
行った日は、20日火曜日だというのに、凄い人、外人ばっかし。店前は立ち食い用のカウンターがあって皆そこでもぐもぐむしゃむしゃね。

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余談

2018-02-20 15:24:09 | 星の話

天体撮影で重要な事の一つ。それは野外で寒空の中で、赤道儀やデジタルカメラを駆動させるのに、例えば、赤道儀は12V、ポータブル赤道儀は1.5Vの電池4個とかを使うのだが、経験ある人はもうお分かりだと思いますけど、あっという間に消耗してしまいます。EM-200は12Vなので、車やバイクのバッテリーが使えます。また私の持っているポータブル赤道儀は6Vなので、最初から付属で付いている電池ホールダーがありますが、冬の夜では何時、動きが止まってしまうとも限らない。

 

            
            スカイメモに付属で付いている電池ホールダー。

それでアマゾンで簡単なホールダーがあったので、簡易ホールダーを作りました。スカイメモのは単二のタイプだけど、作ったのは単一×2個何故ならばEM-200用のカーバッテリーがへたった時にに直列にすれば、対処できるからだよ。

             


                     

ホームセンターで板を買ってきてビスで留めて、暗い夜でも簡単に設置できるようにしました。
備えあれば憂いなしです。

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インターバルタイマーについて。

2018-02-15 21:41:57 | 星の話

 嘗てはこのインターバルタイマーはカメラの改造と同様、キャノンのカメラ用しかなかった。カメラに関して、当時はニコンのレンズ(日本工学)が世界一を誇っていました。それ故、世間との対応が遅かった。当時、日本の一眼カメラで匹敵するのが東京光学の「トプコン」でしたでね。トプコンはポートレイト等で、温かみのある画像が撮れる為に、人気がありました。一方ニコンは解像度の高さから、ニュース等新聞記者に愛されていましたね。トプコンに比べると画像がシャープ過ぎるのか冷たいという人もいたね。

 暫くしてニコンの社員だった方が独立してキャノンを立ち上げたのですが(と聞いています)、ニコンより安価で大衆向けであったような気がします。ニコンは高価だから大事に使う。キャノンは安価な分だけ(でもないか?)ガンガン使う。そんな立ち位置ね。だからこのインターバルタイマーにおいてもニコンはなかなか開発してくれないイメージが定着したような気がします。(これは私の偏見です)

 逆にレンズで、一つ例を挙げますと、ニコンの58mm「ノクトニッコール」(夜景用)非球面レンズについて挙げますと、ニコンはレンズ自体の研磨によって、作られていますが、キャノンはそれをコーティングの厚さよって、作られたと聞いています。ニコンはこだわりが強かったのか。

夜間撮影ではディスプレイが見えないと駄目。針外しが天体から引っ込んでいる時間に、結構カメラの分野も発展したんだね。今は浦島太郎状態です。

 その為、天体写真の世界も全くといって変わってしまったぞ。で、天体写真は暗い中で、光の乏しい星雲星団を撮影するので、シャッターモードを「バルブ」(開放)で撮りますが、前にも言ったように、何枚も、同じ写真を撮って画像を重ねます。その為、撮影をスタートさせて、決まった露光時間(4分とか)を取ったらシャッターを閉じて、インターバルタイムをおいて再びバルブ撮影します。それを何回か繰り返す
訳です。で撮影で重要な働きをする、デジタルレリーズの話ね。私の持っているカメラ、ニコンのD80.この時のカメラはD2ノ口のタイプ。インターバル付きのレリーズが付きません。 


              

 もし、このD80の赤外線カットフィルターの改造頼んでいたらデジタルレリーズが使えなくて大変な事になる処でした。(冷汗)
針外しの購入したのがPhotlex 社の物、「日本語訳使用説明書あり」とあったが、英語版のしかなかった。元売りに聞いてpdfファイルをダウンロードしたらある程度把握出来たが、説明がなってない。設定の仕方がよく説明されていない。よくある話だが、こういった説明書は、製作者が、自分は分かっているからか、購入者の目線で説明出来た居ない物が大半だ。結局勘で設定が出来た。こういう時は一つ例題を挙げて、順を追って説明すれば受け手も飲み込み易いというもんだ。

 ボディーの右にある半円がスイッチね。(左はディスプレーの照明ね)すると画面の左上にあるDELAYの下にバーが表れます。設定は「00は時間なし」時間を入れたいときは上下のダイヤル(円形)で設定したら真ん中の決定を押すと設定完了です。次の露光時間はダイヤルの右を押して移行します。

Delayは、「DELAY」ではタイマー撮影を開始させてから1枚目が撮影されるまでの時間を設定できます。Longは露光時間、Intvlは撮影と撮影の間の時間、Nはインターバルの回数です。

           

 いずれも、バーを各箇所に持って行って時間を設定したら、決定を押して完了です。

スタートする時間迄ちょっと、置きたい場合は、Delayの処にバーを持って行き、時間を入れるのですが、間違っても、01なんて入れると、1時間後から撮影が始まる事になります。

折角撮影器具を組み立ててスタンバっても、やってみたら、撮影が始まらないで右往左往するなんて事になったら、何の意味もありません。このタイマーに限らずに、赤道儀、カメラ内の設定、タイマーの習熟が大事です。何回も何回も体で覚えて、流れが自然と出来るようにすることがとても大事ですね。


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星空撮影のカメラについて。

2018-02-07 20:30:53 | 星の話

嘗て、フイルムカメラ全盛の頃は、コニカのASA3500なんて感度の高いフイルムがあって、それ故、50mmレンズで15秒位の固定撮影が出来た。その後、人の顔の赤みが出過ぎるとか出ないのか忘れてしまったけど、例えば、オリオン座の赤みが出ない事になってしまいました。当時私も会社運営も今一でしたし、これも一つの天体から遠ざかる一因でしたね。当時、富士フイルムのASA感度800を使っていたような気がします。

それから、何年か経ってデジタルの時代になった訳ですが、構造がITになったお陰で、天体写真において、いい点悪い点が出てきました。デジタルも、またもや「赤みが出ない」という欠点が出てきてしまいました。

「ありゃま、もうお手上げじゃん!」って、此処で撤退する人も多かったのでは。

捨てる神あれば拾う神ありだね。此処に内蔵されている、「赤外線カットフィルター」なるものを取っ払う技術をお持ちの方の出現もありまして、天体に一縷の望み、活路が出てきました。私の中学からの友人からの受け売りですが、Canon製のカメラでの改造が出来たらしいです。

                                               

で、最近になってNikon製もそういうカメラが出てきました。ただねちょっとお高い!。ニコン製も改造するようになったのかしらね?。天体仲間の為にももう少し安価なカメラボディーを作ってくれー!。

とは言っても赤ばかりが天体ではないのでチャレンジだけは続けたいですね。

でも、此処で終わっちゃ話にならないね。行きつけのお店の「シュミット」→(趣味人)さんに駄目もとで聞いてみたら浅草にある「早田カメラ」さん、がキャノン、ニコン他、(不適合な機種はあるものの)大概の機種は格安で改造してくれる事が分かった。他にもやる会社が出ているようだ。

                            

                                        水素領域の赤い色が出ないと面白くなくなっちゃうよね。

これは、天体観測の写真愛好家にとって福音です。針外しのデジカメはニコンD80という機種で、改造は可能なのですが、レリーズでのバルブ撮影で、難があるので、これは一般撮影用で使用する事にして、アマゾンで中古カメラを入れる事にしました。赤外線かっとカットフィルターを取り除いたら、一般撮影は出来なくなりますからね。天体撮影専用になります。


                                             

で話を戻すと、今の撮影方法はバルブ撮影で、何枚も撮って(同じ写真)それを重ねる処理をするそうだ。スターイメージというソフトがそれだ。今、「No8」のバージョンが出ています。(って、まだやった事ありません)でへへ。当然バルブ撮影は変わりませんが、インターバル撮影?って言うのか、例えば、て例えば、バルブで4分撮って、シャッターが閉じたら、再び4分撮る・・これを何枚か続けて撮ることが必要になってきます。一枚一枚が「ファイル」になる訳です。

                                              

じゃんじゃん、撮っても気に入らなければ、削除すればいいし、フイルムみたいにお金かからない。それが最大の長所だ。天体写真は言い換えれば、自己満足の世界だからね、何も写真の本出す訳でもないしね。自分でいい写真撮れたと思えば取り敢えずそれでいいじゃないですか。昔のフイルムカメラだと撮り終えてラボに出して良し悪しが判別できるわけです。これが技術の習得の面で随分妨害になります。

ま、今まで述べたことが出来なければ、「机上の論」になってしまいますからね、後は習熟するだけです。現場に行って「次はなんだっけ?」なんて「右往左往」してたら、駄目そのものです。

しかし、暫く天文界から離れていたら、随分と変わってきましたなあ!。まるで「浦島太郎」状態です。

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という事で。

2018-02-01 20:43:39 | 星の話

 簡単に星空写真を撮りたいので、色々ある中で、ケンコー社製のスカイメモRSを購入しました。三脚もセットでね。車からヒョイと出してサッと写真撮れたらどんなに楽だろうね。ついでに、スポットファインダーを同架しようと思い、厚さ3mmのアルミ板を取り寄せてみました。このスポットファインダー何の倍率もないレンズで、全くの素通し。じゃー、そんなの必要ないのでは?と言われそうだけど、これが結構重要なんだね。

 例えば倍率のある双眼鏡でカシオペア座を見てみると隣の星が「どれがそうなんだろう?」って右往左往しちゃう。大概それで挫折しちゃうのさ。それに加えて、天空を見上げているのが、これが結構きついんだね。レンズから、レンズと眼視までの距離が短いけれど、そんなのだけど、とても役立つのさ。

 実際に真っ暗の中、北極星を探して極軸の中に入れるとなるとこれが結構厄介なのだ。とまあ、慣れている方だったら、「簡単だよ」って言うかもしれないけどね。でも北極星を見つける為に費やす時間を「如何に簡単にして短くするか」だ。「如何にしたら楽に星空を見れることができるか?」だね。

その為に、色々なグッズが売っていますのさ。
 一つ例を挙げると、望遠鏡に付ける「天頂プリズム」とか北極星を見つける「正立ファインダー」や「スポットファインダー」、カメラのファインダーに取り付ける「アングルファインダー」があります。これらは無くても済みますが必然的に購入せざえるを得なくなってきます。

                  

               天頂プリズム      正立ファインダー     アングルファインダー          
         


            

で、アルミ板、厚さは2mm位でもいいと思ったんですが、3mmでスポットファインダーの架台を作りました。とは言っても、四角く切り取って、穴開けるだけなんですけど。必要無くなれば簡単に取り外しすれば済むしね。

                 

 余談ですけど、三脚架台に取り付ける為に、本体に8mm×1.25ピッチのネジ山の穴が開いていますが下塗りの塗装をする時に多分ジャブ漬けするのかネジ山が塗料で埋まっちゃっていたので、針外しは自動車屋でしたので色々工具持っているのね、地下の工具箱からタップ持ってきて穴、開け直しました。(ネジ山が潰れている訳ではないので塗料取る感じね)

                     

 で出来たのがこんな感じね。カメラを直付けしていますが、実際は一枚目の写真の様に自由雲台を載せてその上にカメラを取り付けて撮影します。本当、細かい部品にお金が掛かりますね。必要だと思って買った物が全く意味のない物だったりして。だから、無理に見栄張って望遠鏡買わなくてもいいんじゃない。出来るようになったら、望遠鏡買うのがよろし。
                        

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