針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

柳宗元の江雪。

2022-11-30 06:52:50 | 漢詩・古典・エトセトラ

久々に漢詩を一つ。柳宗元の江雪です。有名な言葉に「肝胆相照らす(かんたんあいてらす)」があります。

「肝胆相照らす」とは、「互いに心の底を打ち明けて話し合えたり、深く理解しあって親しく付き合うこと」です。四字熟語では「肝胆相照(かんたんそうしょう)」です。

「肝胆」は肝臓と胆嚢(たんのう)のことで、どちらも生命を支える大事な臓器であることから、転じて「心の奥底」「真実の心」という意味です。「照らす」は知り合うということです。

                                                   

                                                                            柳宗元

柳宗元    江雪

千山鳥飛絶   千山 鳥飛絶へ              すべての山から鳥の飛ぶ姿が絶え

萬徑人蹤滅   万径 人蹤(じんしょう)滅す       あらゆる小道に人の足跡が消えた

孤舟蓑笠翁      孤舟 蓑笠の翁                                           小舟が1つ,みのと笠をまとった老人が

獨釣寒江雪           独り寒江の雪に釣る                                  寒々とした川で独り釣りをしている

柳 宗元(りゅう そうげん、は、中国唐代中期の文学者・政治家。字は子厚(しこう)。本貫(生まれたところ)の河東郡解県から、「柳河東」「河東先生」と呼ばれる。また柳州の刺史であったことから「柳柳州」と呼ばれることもありました。

柳宗元という人

 王維や孟浩然らとともに自然詩人として名を馳せた。散文の分野では、韓愈とともに宋代に連なる古文復興を実践し、唐宋八家門の一人に数えられます。

 柳鎮の子として生まれた。同時代の著名な文人の白居易・劉禹錫に1年遅れて長安で出生。生まれも育ちも長安であるが、12歳から16歳まで地方官の父の柳鎮に従って江南、江西から潭州の間を歴遊した。

 貞元9年(793年)に進士に挙げられ、貞元14年)には難関の官吏登用試験(科挙)の博学宏詞科に合格、集賢殿正字(政府の書籍編纂部員)を拝命した。新進気鋭の官僚として藍田県、尉(警察官僚)から監察御史(行政監督官)を歴任しました。

 徳宗の治世の8世紀末の唐は、宦官の勢力を中心とする保守派に対決姿勢を強める若手官僚グループの台頭が急であった。王叔文を頭目に戴くこの改革派へ、政界の刷新を標榜する柳宗元は盟友の劉禹錫とともに参加するが、既得権益の剥奪を恐れる保守派の猛反発に遭い、加えて徳宗の崩御後の永貞元年(805年)担ぎ上げた頼みの順宗も病弱で、その退位と同時に改革政策はわずか7カ月であえなく頓挫。礼部侍郎に就任し、これからという時に柳宗元の政治生命は尽きた(永貞改新)。

 政争に敗れた改革派一党は政治犯の汚名を着せられ、柳宗元は死罪こそ免れたものの、長安を遠く離れた邵州へ、刺史(州の長官)として左遷された。ところが保守派が掌握した宮廷では処分の見直しが行われて改革派一党に更なる厳罰が科されることになり、柳宗元の邵州到着前に刺史を免ぜられて更に格下の永州のへ、員外司馬(州の属僚。唐代では貶謫の官で政務には従事しない)として再度左遷された(八司馬事件)。時に柳宗元33歳。

以後、永州に居を構えること10年、元和10年(815年)にはいったん長安に召還されるものの、再び柳州刺史の辞令を受け、ついに中央復帰の夢はかなわぬまま、元和14年(819年)、47歳で亡くなりました。

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新しいアイテム

2022-11-20 20:39:29 | フライの話

 腰痛に悩まされて、母の介護で「特養入居」の手続き、「抗癌治療」で思いっきり体調が落ちて悪い状態の中、なにかしていないと、頭がおかしくなってしまいますね。ストレス溜まるし。

で最近再び始めた「フライ タイイング」。色々マテリアルとか見ていると最近の業界は随分変わって来たと思います。社会情勢に反映してか、以前なら容易に手に入ったものが、品薄になったり例えばコックのケープなんか倍以上の価格になったりしているものもあります。サドルなんか嘗ては安かったので安心して購入できていました。

で新しいアイテムを発見しました。フライのはは通常簡単に分けると「ドライフライ」(水に浮かせて表面を流す)タイプ。「イマージャー」水面直下を流す。魚をイメージした「ストリーマー」。「水生昆虫をイメージ下「ニンフ」とかあります。でドライは浮力がなかなか消えない素材が必要になるわけですが、その中の「CDC フェザー」があります。フワフワしていて,いざタイイングとなる手にあまる感じで纏まりがつきません。で最近出てきたのが「マジック ツール」、クリップとテーブルがセットになっている物です。ま構造は簡単な物ですが、やはりあると便利な物です。

CDCフェザーを軽く扱いて広げます。CDCは鴨の穴(けつ)の周りの羽毛です。油脂腺があるのでよく浮きます。で、芯を下にしてテーブルの載せてワイヤ等で「グッと」押し込みます。              

             

次にはみ出ているファイバーをクリップで挟み、抜いた時に芯を鋏で切り取ります。それをスレッドに取り付けるのですが、ニードルか何かでスレッドを2本に分けCDCをその間に挟みスレッドを回転させて、針に巻き付けてタイイングします。

 

             

これならば物凄い浮力が出ますね。このセット何種類か同封されているので、ちょっとお高いけど今後の事を思うと、「清水の舞台」から飛び降りる覚悟で購入しました。

                      

しかし20年も前にフライマテリアルをチマチマ揃えておいて良かった。今始めたらとってもじゃないけど資金不足でろくすっぽう揃わずにストレスばかり溜まってしまいますね。ま、色々見ているとまるで「浦島太郎」状態です。

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ファイバーの使い方の違い

2022-11-17 19:25:48 | フライの話

フライのマテリアルには色々ありますが、その中でもコックやヘンのNECやサドルは種類も豊富でどれを選んでいいか迷うしね。色に置いてもブラック、ホワイト、ブラウン、ジンジャー、ケイヒル、それとは別に「グリズリー」がありそれの脱色して染め直したダイドの各種。(例チャートリュース他。)

コックだけ見ても何十種類とあるので、揃えるだけでも大変だね。

     

 

 動物系の物。ディアヘヤー、エルク、カーフ(仔牛)、ラビット、ホッキョクグマ他。ボディーに使うフライライトやアイビス。

 その他、ツール関係だってウィップフィニッシュやボドギン、スレッドホールダー、そのスレッドにしても、フロス、シェニール、や、リブ材のティンセル、ワイヤー

挙げたらきりがないね。それも各々、単価が高い。ま、それ用に作られているので,値が張るのはしょうがないね。

話をもとに戻してコックやヘンのケープはその役によって表を上にしたり、裏にしたりする。(ドライフライはヘッドの後ろにハックルを作るので、裏を前にして巻きます。ウェットフライは表を上に結んで、回転させて後ろに靡かせます。


              
 ドライは。表面を前にして巻く。ファイバーが前を向いている。   ウェットは後ろ向きにする。(裏が前を向いて。後ろに靡く)             

           

       ビーズのバイビジブルは、やはり後ろ向き。

毛虫のようなタイプはコックのサドルが長く巻けて重宝。

     

         

ドライはハックルの面(裏)が前を向いています。    ストリーマーは水の抵抗があるので後ろの流すようにしています。

            

 

 

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パソコンのバックアップ。

2022-11-15 17:54:07 | 針でも知ってるパソコンの話し

 先日、パソコンの経年劣化で壊れてしまい、そのバックアップでえらい苦労をしました。針外しは、専門にパソコン教室行った訳でもなく自己流で今までやってきたんですが、今回、気が付いた事があります。

 最近、「外付けハードケース」が出ていてCPU(っていうんだっけ?)を外してこの箱に入れて、USBで吸い取ると言うものですが、ファイルが一遍に羅列してしまって「何が何だか」分かりません。針は「音楽ファイル」を相当ため込んでいますので、やたらフォルダが出てきて収支つかない状態です。

            

 

でやっぱり、CDに落とすとか、メモリースティックに入れるのが早くて簡単便利です。針外し、以前はCDに落としていたんですが特に写真なんかは、後で見ると不具合で何処かに飛んでしまったりしました。

そこでメモリースティックに入れた訳ですが、それでも制約を付けて

① 写真なんかは、撮ったら、パソコンに入れる訳ですが、そのコピーをメモリースティックに入れて保存しておきます。

② アプリなんかもメモリーに入れておきます

③針外しは町会の会計を任されているのですが、これもメモリーに入れておきます。ただ、小さくてもいいので一つに纏めておくといいですね。

④ 案外と見落としがちなのが「ドキュメント」に入れてある、作成した「ワード」も保存を忘れないようにしないとね。

針外しは「素人」に近いのでこんな事しか思い浮かびませんが、この位やっておけば安心です。

 

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長らくお休みを頂いていましたが

2022-11-11 23:39:02 | 日記

抗癌治療で、薬の効力が段々きつくなって、先日では夕方と翌朝の2回薬を止めました。なんせ、立ち上がってもフラフラしている自分が分かります。吐き気とかはありませんが、訳が分からないで気持ちが悪いし、身の置き所がありません。

でも、そうはいっても何もしないで、ぶらぶらしていてもしょうがないので、以前から出したかった記事を一つ。

皆さん宮崎 駿 監督の、「もののけ姫」をご覧になっていると思いますが、その中で白い「大イノシシ」が登場しますが名前が「乙事主」。その場所がついに見つかりました。

            

中央道の「小淵沢」を過ぎて、諏訪南の手前、5.4キロ地点にある橋が「乙事橋」(オッコト)橋。こう読みます。最初見たときは「あれー」と思いました。でこの辺りが「乙事地区」になります。大体物語りを見ていて信州の何処かの辺りだろう事は想像していましたがね。

            
          橋の欄干に掛かっている文字を見て欲しい「乙事橋」と書いてあります。

ひょんな時に見つかるもんですね。風景は全く違いますが物語と重なって色々と思い巡らすともっと深く掘り下げられますね。

 

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