針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

計略(3)

2021-10-31 10:04:31 | 漢詩・古典・エトセトラ

針外しも詳しくないのでなんか説明になってないですね。ま、昔読んだ本の中で記憶に残っているのを引っ張りだしてみました。

 勝戦計こちらが戦いの主導権を握っている場合の定石。

満点過海- 敵に繰り返し行動を見せつけて見慣れさせておき、油断を誘って攻撃する。城攻めで正面攻撃を繰り返して実は裏山の間道から攻め落とすなんてのはこれに当たります。

囲魏救趙- 敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する。国士無双・韓信の「十面埋伏の計・別名、車懸かりの計」がこれですかね?

借刀殺人- 同盟者や第三者が敵を攻撃するよう仕向ける。敵の中に潜入して、信用を得て、離間の計で敵の大将を討ち取ったりします。プロイセン王国のビスマルクが遊説して戦わせたり(何処の国だか忘れてしまったよ)。諸葛亮が呉の国に赴いて魏軍と呉軍の開戦を促したりしました。

以逸待労- 直ちに戦闘するのではなく、敵を撹乱して主導権を握り、敵の疲弊を誘う。兵糧攻めや、劉邦の項羽を囲んだ時の四面楚歌がこれですね。

趁火打劫- 敵の被害や混乱に乗じて行動し、利益を得る。火攻めなんかがこれにあたります。

声東撃西- 陽動によって敵の動きを翻弄し、防備を崩してから攻める。文字通り「東を攻めるぞ!」と言いながら西を攻め込みます

連環計- 敵と正面からぶつかることなく、複数の計略を連続して用いたり足の引っ張り合いをさせて勝利を得る。この連環の計にはもう一つの話があります。これも三国、赤壁の戦いで何十万の曹操軍が船団を組んで南下してきましたが、強風により川が怒涛の様に荒れ狂い、兵士が船酔いで戦意が喪失し、挙句に疫病迄流行り始めた時に、まだ野にいた龐統が曹操の元に赴き、船と船を鎖で繋ぐ献策をします。船団があれほど揺れていたのが不思議な位収まったので曹操がいたく喜んだとあります。しかしこれは火攻めを前提にした龐統の謀でした。苦肉の策で黄蓋が火攻めをした途端折からの風によって火の海となり鎖で繋がれた船が全焼してしまいます。

走為上- 勝ち目がないならば、戦わずに全力で逃走して損害を避ける。これが所謂「36計逃げるにしかず」です。

兵法書には六韜三略、孫氏の兵法、孫臏の兵法、呉子の兵法等色々ありますが、こういう知恵は現代にも通用します。ただ、人を陥れるだけのものは非難されるべきものであり、そういう時に使いたくないもんだね。今の世の中詐欺が蔓延していますが、そういうのを見破る助けになるやも知れません。

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計略の続き(2)

2021-10-26 19:03:09 | 漢詩・古典・エトセトラ

 兵法、計略の続きです。
1941年、邠県(ヒンケン)(陜西省咸陽市彬州市)において再発見され、時流に乗って大量に出版された。様々な時代の故事、教訓がちりばめられているため、中国では兵法書として世界的に有名な孫子よりも民間において広まり、学校での教育も相まって現代人の思想や行動原理にも影響を与えている

戦術とは関連が薄い内容も含まれ、権威付けのために易経からの引用を使って解説しているなど、純粋な兵法書としては荒削りな部分が見られるためか、孫子などの武経七書と比較し軍事面では評価が低い。

  • 無中生有- 偽装工作をわざと露見させ、相手が油断した所を攻撃する。
  • 暗渡陳倉- 偽装工作によって攻撃を隠蔽し、敵を奇襲する。
  • 隔岸観火 - 敵の秩序に乱れが生じているなら、あえて攻めずに放置して敵の自滅を待つ。
  • 笑裏蔵刀- 敵を攻撃する前に友好的に接しておき、油断を誘う。戦いで分が悪くなると「和平」に持て行きますが、和平を謳っておきながら、油断させて敵が退いている途中で攻撃して殲滅してしまうなんてあります。項羽と劉邦が戦って、項羽が所謂「四面楚歌」になった時に、和平を持ちかけますが、項羽が楚の国に退いている途中に追い打ちをかけて項羽は自害して果てました。こんなのもこれに当たりますかね。
  • 李代桃僵- 不要な部分を切り捨て、全体の被害を抑えつつ勝利する。
  • 順手牽羊- 敵の統制の隙を突き、悟られないように細かく損害を与える。

攻戦計
(相手が一筋縄でいかない場合の作戦。)

打草驚蛇- 状況が分らない場合は偵察を出し、反応を探る。西遊記の中で猪八戒がむやみと草を叩いている処があります。悟空がそれを見て大笑いして詰ってました。
借屍還魂- 死んだ者や他人の大義名分を持ち出して、自らの目的を達する。ちょっと飛躍ですけど、諸葛亮が自身が死んだあと車椅子の括り付けさも生きているように見せて司馬懿を混乱させた。「死せる孔明生ける仲達を走らす」なんてのはこれに当たるかも。

混戦計
(相手がかなり手ごわい場合の作戦。)

仮道伐虢- 攻略対象を買収等により分断して各個撃破する

併戦計
(同盟国間で優位に立つために用いる策謀。)

  • 偸梁換柱- 敵の布陣の強力な部分の相手を他者に押し付け、自軍の相対的立場を優位にする。赤壁で戦力で劣る劉備軍が諸葛亮の「大喬・小喬」の入知恵で孫権軍を曹操軍に当たらせた。
  • 指桑罵槐- 本来の相手ではない別の相手を批判し、間接的に人心を牽制しコントロールする。
  • 仮痴不癲- 愚か者のふりをして相手を油断させ、時期の到来を待つ。
  • 上屋抽梯- 敵を巧みに唆して逃げられない状況に追い込む。
  • 樹上開花- 小兵力を大兵力に見せかけて敵を欺く。これはよく伏兵を置く時に用いますよね。旗竿や鳴り物を鳴らしてさも大勢がいるように見せかけます。またその逆でわざと大人数がいると見せかけてその実本当に大人数を配置しているなんてあります。
  • 反客為主- 一旦敵の配下に従属しておき、内から乗っ取りをかける。

敗戦計

自国がきわめて劣勢の場合に用いる奇策。

美人(女)の計- 土地や金銀財宝ではなく、あえて美女(傾国・傾城)を献上して敵の力を挫く。三国の時代、貂蝉と言う絶世の美女がいまして、当時親子の縁を結んでいた董卓と呂布の二人同時にこの美女を貢ぎました。当事者たちは自分こそが貂蝉と連れ合いと思い込み、挙句に呂布は董卓を亡き者にしてしまいました。その後、貂蝉は自害してしまいます。董卓の亡骸は、兵士が面白がって腹に「ろうそく」を立てて火を灯した所,一昼夜半燃えて尽きたとあります。

空城の計- 自分の陣地に敵を招き入れることで敵の警戒心を誘い、攻城戦や包囲戦を避ける。諸葛亮がよく行った計でわざと門を開けて中に火薬等を敷き詰めて琴を弾いて敵を導き入れて殲滅させる計。敵が訝って用心して攻め入らないようにする場合もあります。(これは自軍の戦力が劣っているような時に使われる、孔明のような名の通った者の方がより掛かり易い。

反間の計 - スパイを利用し、敵内部を混乱させ、自らの望む行動を取らせる。昔の中国は四方を塀で囲まれた城塞都市ですが、その城内に忍び込み「火を放って」混乱させるなんてあります。

 苦肉の計- 人間というものは自分を傷つけることはない、と思い込む心理を利用して敵を騙す。
『三国志演義』の赤壁の戦いにおいて描かれ、黄蓋が周瑜に献じた偽計である。周瑜率いる劉備・孫権の連合軍は曹操軍の艦隊を焼き払うためこの奇策を実行し成功させた。

赤壁に布陣した連合軍に対し、曹操軍は3倍という兵数であった。周瑜配下の黄蓋はこの劣勢を前に有力な対抗案を出せないとして司令官である周瑜を罵倒。これを咎めた周瑜は兵卒の面前で黄蓋を下半身鞭打ちの刑に処した。これにより重傷を負った黄蓋は、敵である曹操軍に投降を申し出る。一連の出来事は間者が報告していたため、曹操はこれを受け入れて一旦自軍へ招く。しかし黄蓋の書面を見て策を看破し、「私を苦肉の計で騙そうというのか」と言うが、孫権軍の使者である闞沢が曹操を諭し黄蓋を受け入れてしまった。

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兵法 計略の内9つ

2021-10-22 08:57:45 | 漢詩・古典・エトセトラ

良く「三十六計逃げるにしかず」なんてありますが、出てくる計略の内、取り敢えず9つ。
調虎離山の計

調虎離山(ちょうこりざん)
虎を調(あざむ)き山を離れさす

カテゴリ:攻戦の計
攻戦の計は手段を選ばず、謀略によって目的の達成を行う計略。日本人はあまり好まない計であり、もっとも謀の臭いのする計。西遊記にも水滸伝にも読んでいると出てきますね。

意味
「虎を調き山を離れさす」とは、戦闘において、有利な地勢にいる敵軍を誘き出して殲滅する計略である。虎を外におびき出して、その間に「虎の子」を捕まえてしまう。例えば、あるブログの主催者を気に入ったとします。まず「悪い論評、や噂、を流して其処に参加している人を剝がして遠ざけようとします。自分がそのブログを支配出来ると、主催者に同調して悦に入るなんてのはこれに当たるのかね?。得てしてこういう人は、長い文章を書けない。知識が浅いもんだから、人を批判する事しか出来ない。いざ論戦すると、訳の分からない、理論しか言えませんね。こういう人と論戦して言い諭そうとしても「馬鹿に付ける薬」はありません」。こちらが言えば言うほど激高してしまうので、こういう時は一旦その輪から出て傍観します。しまいに何処かへ行ってしまいますね。とまあ、ちょっと違うかね?。

欲擒姑縦の計

欲擒姑縦(よくきんこしょう)
擒(とら)えようと欲すれば姑(しばら)く縦(はな)て

カテゴリ:攻戦の計
攻戦の計は手段を選ばず、謀略によって目的の達成を行う計略。日本人はあまり好まない計であり、もっとも謀の臭いのする計。

意味
「擒えようと欲すれば姑く縦て」とは、敵軍を捕捉し殲滅するために、しばらく敵軍に対する行動を控え、敵軍の兵力が分散、減退したり、敵軍の作戦が明らかになったりしてから、行動に出る作戦である。

抛磚引玉の計

抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)
磚(かわら)を抛(な)げて玉(ぎょく)を引く

カテゴリ:攻戦の計
攻戦の計は手段を選ばず、謀略によって目的の達成を行う計略。日本人はあまり好まない計であり、もっとも謀の臭いのする計。

意味
「磚を抛げて玉を引く」とは、偽りの状況を設定し、敵軍を罠にかけて勝利を勝ち取る計略である。

擒賊擒王の計

擒賊擒王(きんぞくきんおう)
賊を擒(とら)えるには王を擒えよ

カテゴリ:攻戦の計
攻戦の計は手段を選ばず、謀略によって目的の達成を行う計略。日本人はあまり好まない計であり、もっとも謀の臭いのする計。

意味
「賊を擒えるには王を擒えよ」とは、まず敵軍の主力を殲滅し、敵軍の指導者を捕らえて、敵軍を混乱させ、瓦解させる作戦である。

釜底抽薪の計

釜底抽薪(ふていちゅうしん)
釜の底から薪(たきぎ)を抽(ぬ)く

カテゴリ:混戦の計
混戦の計は状況が込み合っていたり、混乱している場合に有効な計略。状況を混乱させその混乱に乗じて目的を達成するようなものもある。

意味
「釜の底から薪を抽く」とは、戦闘のカギを握る問題を自軍の有利に解決し、敵軍の戦闘能力を奪って勝利を勝ち取る作戦である。

混水摸魚の計

混水摸魚(こんすいばくぎょ)


水を混(かきま)ぜて魚を摸(さぐ)る

カテゴリ:混戦の計
混戦の計は状況が込み合っていたり、混乱している場合に有効な計略。状況を混乱させその混乱に乗じて目的を達成するようなものもある。

意味
「水を混ぜて魚を摸る」とは、敵軍が混乱に陥ったとき、機に乗じて自軍の利を計る作戦である。敵陣に火を放って混乱させているうちに敵の大将を討ち取る。

金蝉脱殻の計

金蝉脱殻(きんせんだっかく)
金の蝉(せみ)、殻を脱ぐ

カテゴリ:混戦の計
混戦の計は状況が込み合っていたり、混乱している場合に有効な計略。状況を混乱させその混乱に乗じて目的を達成するようなものもある。

意味
「金の蝉、殻を脱ぐ」とは、現在の態勢を維持しているふりをして、ひそかに主力を移動させ戦略上の目的を実現する作戦である。

関門捉賊の計

関門捉賊(かんもんそくぞく)
門を関(と)ざして賊を捉(とら)える

カテゴリ:混戦の計
混戦の計は状況が込み合っていたり、混乱している場合に有効な計略。状況を混乱させその混乱に乗じて目的を達成するようなものもある。

意味
「門を関ざして賊を捉える」とは、敵軍の退路を断って包囲し、殲滅する作戦である。

遠交近攻の計

遠交近攻(えんこうきんこう)
遠くと交わり近くを攻める

カテゴリ:混戦の計
混戦の計は状況が込み合っていたり、混乱している場合に有効な計略。状況を混乱させその混乱に乗じて目的を達成するようなものもある。

意味
「遠交近攻」とは、敵の同盟を瓦解させて各個撃破する、すなわち、まず遠国と同盟を結んで、隣国を攻め滅ぼす作戦である。真逆の言葉で「遠い親戚より近くの他人」なんて言葉が生まれました。

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火口に火を点ける。

2021-10-13 08:50:38 | DIY

 最近、キャンプが流行っていてその中で焚火は重要なファクターだね。只単にライターやマッチで点けたんじゃ、趣がないというもんだね。でもヒロシの「ボッチキャンプ」を見てロマンを搔き立てられるのは針外しが単純だからかも。

  なんだかんだ言って新しいもの見ると値段も安価なのも手伝ってついつい買ってしまう訳だわさ。でもね慣れれば簡単なんだけど、効率よく火花を飛び出させるのにはちょっとコツと時間が掛ります。最近飛びついたのが、昔ながらの火打ち鎌。火打石で起こしてみようとしましたが、火の飛びが良くありません。丸みのある処で「チャッ」と付けるとそこそこ飛びました。(ま、人によって得意なやり方があるので、強要はしません。)

 これには布を缶の中に閉じこめて火であぶり不完全燃焼させいわば炭状にした「チャークロス」で点けるんですが、これが無いと素人の針外しは全くといって点きません。多分皆さんもね。

        
 なにも、石で付けなくても、刃物で黒い所を擦ればそこそこ火が出ます。これを利用したのが「メタルマッチ」ですね。

     
         メタルマッチ          チャコールクロス(炭化するよ)

 キャンプやっていて楽しいのは如何に自然界で「火口」となる素材を見つけて、なかなか点かない火で苦労する事です。マッチやライターじゃ面白みがないね。(ま、人それぞれですけど)            

    
    金属の刃で火付け             麻紐なんかをほぐす

 麻紐をほぐしたり、棕櫚を使ったり、ススキやガマの穂、コットンボールに「ワセリン」湿らせて使うのもいいけど簡単に火が付き過ぎる。

 人間って言うのはわがままですねえー。点けば点いたで面白みが無いと言ったり、なかなか点かないと「何でマッチ持ってこなかったんだよ」となじったりします。

   

 キャンプはスローライフと共通するものがあります。不自由さを楽しむ。便利になり過ぎた現代社会から離れて、出来るだけ自分の力と知恵で困難を乗り切るからこそ楽しいんですね。と言う針外し、偉そうに言っているけど冬なんかとってもじゃないですが、外に出たら死んじゃうよ。嫌なこったー。

 家の中でストーブの前に陣取って暖かいお酒飲んでグウタラするのが定番です。ま、「やってるぞ!」と言う恰好だけとキャンプの真似事で十分納得です。(何でい、大した事ないじゃん)
針さんは小原庄助さんです。「朝寝、朝酒、朝湯が大好きでそれで身上潰した。あ、尤もだあ、尤もだあ」
そんなわけないだろ!

ま、咄嗟の時の知恵があればやたらと不安がらなくていいじゃんね。

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またまた李白の詩です。

2021-10-08 07:05:26 | 漢詩・古典・エトセトラ

 一寸前の酒のコマーシャルで使われた詩です。皆さん知っている句は「一盃 一盃 復一盃 」の処でしょうね。昔、野末陳平氏が(荘子入門、李白だったかな)、の中でこの句を取り上げまして設定が李白と酒飲み友達の杜甫でした。しこたま飲んだ李白が杜甫に対して「俺は一寸飲み過ぎた、眠くなったから君は一旦帰れ。明日まだ気持ちがあるなら琴を持って来て、興を添えてくれ」なんて書いてましたね。

                           
                 李白

     山中與幽人對酌           山中さんちゅうにて幽人ゆうじん対酌たいしゃくす 
                李白                  はく

     兩人對酌山花開          両人りょうにん 対酌たいしゃくして山花開やまはなひら

     一盃 一盃 復一盃         一杯一杯一杯いっぱいいっぱい一杯いっぱい          
 イーペイ イーペイ フーイーペイ
     我醉欲眠卿且去           われうてねむらんとほっきみしばら

     明朝有意抱琴來           明朝みょうちょう意有いあらばこといだいてたれ

                      
          
              杜     甫

  読みと意味は大体お分かりだろうと思いますので此処では省きます。今、キャンプブームですが、こんな詩を頭に浮かべて友と酒を酌み交わせば、興も尚一層増すでしょうね。漢詩を詠むなんて芸当は出来ませんけど、この句を思い浮かべてお酒を飲むならさぞかし美味しくなるだろうね。
 大体お酒を飲むとき一人ほど味気の無い物はないね。腹を打ち割った友人と飲む美味しい酒がいい。其処に別嬪さんがいて座ってくれてさえいたらもっといいね。(ブフフ、動機が不純だって言うの) 美味しい肴を用意してさ。

大体今の人は、風流を解さないね。粋という物をもう少し感じてほしいと思います。「何を気取ってるんだい」なんていう人もいると思うけど、いいじゃない、気取って裕福な気持ちが持てれば。

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今山に居ます。

2021-10-02 09:08:48 | 立科・信州の話。

 30日の朝から山に来ています。今回は、お店に立科牛の「牛筋」を頼んでいたので中央道からきました。12時前には買い物を済ませて我が家に到着です。今山はまだまだ、暖かくて紅葉も走り迄には行ってません。

 やはり11月の声を聞かないと駄目ですかね。裏の防風林も伐採してしまったのでキノコもあまり取れなくなりました。キノコも11月頃採れると思っていましたら、結構8月の末にそこそこ採れたりしますんで、自然は分からないもんですね。

   
 庭には紅葉の綺麗な葉団扇楓、小羽団扇楓を何本か植えてありますが、先っぽがほんの少し赤くなっている程度ですね。「蓮華つつじ」の群生も一寸色が変わった程度です。

   

入口に植えてある「小羽団扇」はいつも真っ先に色づくんですけど、これもまだまだです。

   
その中で「白膠木(ヌルデ)こう書くんだって)の木は半分位色が変わっています。全般に言える事は、温暖化のせいか、夏のお日様が強いせいか紅葉が汚く感じます。ま、年ごとに冷え込む時期が変わるので、そういう時でないとね。急に冷え込むとそれはもう綺麗です。

   

裏の山法師君達は紅葉は、まだまだですが、今年は赤花、白花共一杯、花を咲いてくれたので赤い実が沢山なっています。これは人間様用ではなくて、鳥君達の「おやつ」です。もうじき何かの鳥が来て皆食べてくれます。

    

そうすると何処かで排泄して種が発芽して新しい木が成長します。ってそういう処を見た事はありませんけどね。

   
 

ふと見ると裏に生えている「ウド」の木の葉っぱを「鹿君達が」みんな食べてありました。ま、ウドもそのまま、たねが落ちるとあっちこっち山のように生えてきますんで鹿に食べてもらう位が丁度いいのかもしれないね。

   

来月辺りになると、もうストーブの季節になります。また、酒飲んで(いつも飲んでるだろ!)、フライを巻いて、ギター弾いて、顔真卿の「多宝塔碑」見て字の練習しますかね。

針外しも、冬ごもりになります。そういえば「リス君達」は餌を食べに来ないね。腹いっぱい食べないと冬越せないよ

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