針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

山に行ってきました。

2024-05-29 20:04:35 | サボテン・植木・花

山はもう春です。下界ではもう夏になろうとしていますが山は高度がある分だけ春が遅いです。でも五月の末になると白樺、小梨、他、新緑がまぶしくなってきます。針外しが山に着いた時は小梨の木が蕾の状態で、今にもはち切れそうです。久しぶりに山にきましたがもう新緑が綺麗です、白樺の葉、春もみじ、ボケも一寸ですが花が咲いているのもあります。

都会からくると此処は緑が眩しい。本来、田舎暮らしは性に合っているので此処にくると帰りたくなくなります。



暫くぶりの山ですので、やる事がいっぱい有ります。ボケ(管理人が「呆け」という意味ではありません)の庭の周りの網が雪の重み、暴風中には鹿が網に気が付かなくて体当たりをして棒がひん曲がってしまっているのもあります。イボが付いている棒と支えの黒い棒とも材質は、「アルミ製」です。針外しは以前「鈑金塗装」の仕事をしていましたが、車が衝突してフレームが曲がりますと以前は鉄製のフレームなら温めれば元に戻りますが「アルミ製」ですと元に戻った途端にボロッと切れた割れてしまいます。結果、アルミを使ったフレームを持つ自動車は結果、交換せざるをえないのでエンジン下ろしてそのためにフロントパネルグループを全部外すので工賃がかさむので車の代替えになり、元の車は廃車となってしまいます。

なにはともあれ、いったん曲がったものは修復がききません。

今付けている網は鹿にとって見えずらいので(細かい黒)視認しやすい防鳥ネットに交換です。イボ棒を更に打ち直します、前は下端を土に埋めていたので下草が刈れません張替えによって作業性が改善されました。まずまず、大きい仕事が一つ終わりましたのでちょっと安心ですね。

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狡兎死して走狗烹らる

2024-05-23 18:42:55 | 漢詩・古典・エトセトラ
「狡兎死して走狗烹らる」。「狡兎死して走狗煮らる」とも言います。『史記・越世家』に「飛鳥尽きて良弓蔵められ、狡兎死して走狗烹らる(鳥がいなくなれば良い弓も捨てられ、兎が死ねば猟犬も煮て食われる)」とあるのに基づきます。

「狡兎」とは、すばしっこい兎。「走狗」とは、猟犬の事です。兎を捕まえる猟犬も、兎が死んでいなくなれば用無しになり、煮て食われることから、価値があるときは大事にされ、なくなれば簡単に捨てられることをいう。事が成って、国が安定しだすと、忠臣が幅を利かせて、勢力が大きくなってくると君主の地位を犯してくると当然不安になってきますね。

そうなってくると、左遷とかの問題ではなくなって、あらぬ罪を着せて楼に入れるとか処刑してしまいます。「敵国が滅びると、軍事に尽くした功臣であっても不要になって殺される」現状を比喩するために用いられた。なお、もともとあった能力がなくなったために、切り捨てられるという意味で使うのは少し意味が違います。

例を挙げると ①「越王勾践を助け、呉王夫差を破った氾践は、自分が伍子胥の二の舞になると悟り、同僚だった大夫の種に手紙を送り、君も越にいては危険だから勾践の元を去ったほうがよいとすすめたときに言った。

②秦の蒙恬(もうてん)が始皇帝の死後李斯と趙高によって謀反人扱いされて一族誅殺(ちゅうさつ)されてしまった。

③ その李斯も暗愚な皇帝「胡亥」に諫言するのを恐れ疎まれて趙高に疑い、でっちあげを仕組まれてこれも一族が殺されてしまいました。

④ これが針外しが一番当てはまっていると思う漢の「国士無双・韓信」です。高祖・劉邦の死後,太后の呂雉(りょち)に韓信の勢力が余りにも大きくなってきたので邪魔になり罪をでっちあげられて「車引き」の刑にされてしまいました。この時、幕僚の かい通(かいとう)が韓信に進言します。「狡兎死して走狗烹らる」と言います。と注意を促すのですが、何故か韓信は聞く耳を持ちませんでした。その後、呂雉(ろち)に殺されてしまいます。

これは日本でもあります。
➄蘇我石川麻呂日本乙巳の変の実行犯であるが、首謀者である天智天皇に叛意ありと称され一族自害

藤原泰衡日本源頼朝に圧迫されて源義経を討伐するも、結局は自身も頼朝に討たれてしまう。

福島正則日本江戸幕府成立後は武家諸法度違反を言いがかりのような形ででっち上げられ改易。

とまあ、話が長くなるのでこの辺りで。忠義もいいですけど、得てして、一生懸命尽くしても結果が悪い方向になることが多いので注意しましょうね。

 
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