先日、NHKの趣味悠々」でベーコン作りが簡単に出来ると言う事で、挑戦だ。挑戦といっても、何も難しいことをする訳ではない。
豚バラ、1キロ(今回はおすそ分けするので、2キロだよ。)
先ず、さっと水洗いして、塩40g、此処でハーブ類もまぶすとあるのだけれど、面倒臭いので(何でも面倒臭いのだ)何時ものクレージーソルトだもんね。
それを3日、(実際は2日位がいいと思う、)冷蔵庫でお泊り頂いて、3日経ったらやはり水でさっと洗って塩気を落とすんだ。それを今度はこんな風にタコ糸で吊るして、風乾する。表面が乾けば1日でもいいらしいのだが、一応レシピ通りに、3日吊るすぞ。
表面を見ると大分乾いてきた。これを山に持って行って、例のダッチオーブンで、1時間、温燻すれば出来上がりなのだ。
今回は、ダッチオーブンで「ナン」を焼いて、このベーコンを挟んでパクつこうかと思っているのだよ。先ずは、豆炭(ブリケッツ)を熾(おこす)す。次に桜(針は何でもかんでもこれだよ。)のチップに火を点けて、・・・・。

山では、裸火、直火は厳禁だ。で、考えたのが七輪だよ。って、言うけれど、前から針のうちにあったので、思いついただけなんだけどね。この七輪のいい点は火種が少なくて、効率がとってもいいんだ。そこに、以前釣りに行った時に、「これは重宝」と思って拾った多分ガス台で使っていたであろう五徳台。今になってこれが本当に役になっているのだ。足のあるキャンプDだろうが。キッチンDでも両方とも是に乗せれば丁度いい距離になるんだ。是を拾ったのは、もうかれこれ、30年も前なんだよ。こんなくだらないと思われる物でも、価値のある物と思えばとっておく。是が大事だ。
でも、人には、その人となりの、キャパがある。こういうものでもとっておけない事情があるのが当たり前だ。何年も経って、価値の無くなる物在るのは事実だ。それはその時、捨てればいいのだ。その時は容赦しちゃいけないよ。そんな事ばかりしちゃ物が増えちゃてしょうがいよね。

たまたま、この五徳は重宝したのだ。何が、将来、自分にとって、益をなしてくれるか分からないよね。(これはほんのちっちゃい些細なことだけどね)

さあいよいよ、燻製の始まりだ。ここで気が付いたのだけれど、14インチのキッチンDは浅底なのだった。足付きの網でスモークウッドを使うと、高さが出ないで、蓋が閉まらない。

ここまでは単なる豚バラを網に載せるだけだよ。是からが魔法の時間となる。
何とか、高さ調整して燻製することが出来た。途中蓋を開けて見て様子を見ると、片方が今一だ。これをもう少し、時間を掛けることにしたぞ。
見てみて!。見た目もとっても美味しそうだ。実際摘み食いしても極上の物となった。やってみると分かると思いますが、とても美味しい。匂いも、味もとってもいい。

手間が掛かるといってもそんなに、かったるくないよ。クレイジーソルトを裏表にまぶして、ビニール袋に入れて、2、3日冷蔵庫に入れて、味を滲みこませる。それを温度は、タコ糸で吊るしてやはり3日、風乾させる。風乾と言っても、とっても簡単だよ。
針みたいに、クーラーの当たる、カーテンレールなんかに吊るして乾かせばいいんだよ。表面が乾けば1日でもいいんだけど、一つ、要点を言うと、乾くと、燻製の匂いが良く滲みこむと言う事を覚えて欲しい。今、外気は車の排気ガス等、とっても汚いし、部屋の中で、別に油も滴れ落ちないので心配ない。
ただし、温薫は厄介だ。しかし、ダッチオーブンなら、とっても簡単に出来る。これはやめられないぞ。上手く行ったら、プチヘブンさんにお土産に置いてこようと思ったし、親分やCOOさん、に送ってもいいかと思ったけど、チョット(ほんの少しだけど)塩っぱかったので、是は次回の話ね。(一応、口だけね。爆)