現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

ものからことに変わったってどういうことだ。

2015-12-27 20:32:44 | お礼状
「物事というじゃないか」と答えた。「なぁ。もったいぶらずにおしえろ」

「そうさなぁ。結論から言えば、パラダイムがシフトしているということだ。そのプロセスはこれから理解できるはずだ」

「なぁ。白物家電を含めた耐久消費財の中で、お前さんや、お前さんの家族で次に買わなくちゃならないものってなんだ」

「今のところなさそうだけど」

「我が家でも、掃除機と洗濯機くらいだな。できれば来年には買い替えしようとは思っている」

「あるいはパソコンを含めた通信機器の中でほしいものってあるか」

「スマホは使っているし、iパットがあればくらいだな」

「じゃ車は」、「今のところ買い替えて三年位だし、新しいモデルが出たって若いころのように欲しいとは想わなくなってきている」

「どうしても欲しいというものがなくなってきつつあるんじゃないのか」

「買い替え需要しか見込めなくなってきつつあると言える。シルバーストーン現象というはずだけど、特に先進国では」

「よって、モノの相対的な価値が低下傾向にあって、こと、例えばイベントとかいうことにシフトしているじゃないのか。そこで受ける感銘や、体験に意味(価値)があると言えるだろう」

例えば、この地方では今年は善光寺の御開帳。来年は諏訪の御柱だろう。新幹線延伸効果もあって多くのお客さんが訪れてくれたじゃないか。

「これらは多くの多様性を持っているな。反対から見ると、多様性ゆえに読み切れないということも含まれるぞ」


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