現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

特許制度上の特典

2009-06-29 13:35:02 | 一般の人たちに向けて

特許の制度にはいくつかの特典があります。そちらに関心のある人や組織に所属はすでにご存知の事柄であるけれど、これからと言う一般の人々のためにこの記事を投稿します。

特許庁が出願後の先行技術調査を外部の組織(何年か前は特許庁の外郭団体がしていたようである。いくつかはそちらで実行してきた。)民間の会社などに委託するようになってから数社から特許公開になるたびにダイレクトメールが来る。特許公開公報のコピーと共に申し込み書類が同封されている。

いくつかのものは先行技術調査済みになっている。共同プロジェクトのやつを含めて10件くらいである。おそらく、2~3件していないだけである。そのうち制度的に無理(申し込み期限が過ぎてしまっている。)になっているものもあるので現在していないものは1~2件のことでしょう。

1年間に20件までは無料で調査できることになっている【個人並びに中小企業の場合に限る。条件があるので注意してください。】

その結果を見て補正すべきは補正すると言う次のステップに移行する。特許申請するときに、この書類を添付すれば特許申請料が2万円ほど安くなる。申請料も値上げになっているので大きな会社ならいざ知らず、個人にとってはメリットである。

また、市県民税を納付していない人(専業主婦他)は自分の発明に限りこの申請料金の減免措置がありますので専門家並びに発明協会、各地の研究会の門をたたいてみることをお勧めします。

私たちの研究会にも何人かの人たちがこの条件に合致する人がいる(専業主婦、年金自給者で市県民税を納めていない人、他)。この制度を上手く利用することを提案したいものである。

私にしても共同で出願している人の中にそういう人がいる。具体的には「紅麹菌等利用の甘酒とその製造方法」は妹と一緒に出願している。つまり、特許申請料が半分に請求項の数掛ける4000円で済むのか。こちらも半分でよいのかもしれない。

発明協会に出向いた際にそのように言われたことを記録しておいたまでのことである。

【参考文献、工業所有権法規集】