現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

整理されていない情報

2009-05-15 11:08:14 | 体系化する必要の無い情報

 この事に関して竹村健一氏は「情報は箱の中に投げ込んでおくだけで良い。」といわれている。確かにそれでも良い。氏の言うように体系化【整理】するのに多くの時間がかかることも事実である。それらが本書になっているのだが、40年間も集めた情報や体系化したものを使用している。書く事を生業としてこなかったので昼の間自分の仕事をしてその作業はほとんど夜か休日にやっていたことになる。必要な情報を探し出す時に如何しても余分な情報にも目を通さなければならなくなる。関連情報のいくつかは確認できる。

講演をする時などにはそれらをつなぎ合わせれば良いだろう。私もそんなには講演をしないが、しなければならない時はこの方法でストーリーの手順を組み立てている。ところがそういう資料が無くても1時間30分くらいの話なら対応できることになる。集まっている人の年齢やグループによって話しを組み立てることが出来ることになる。

特許という事にする場合は上記の体系化された情報書類【先願書類や実施例に係わってくる。】並びに試作品【課題をあぶりだして解決する手段を完璧にする。実施例に深くかかわってくる。】やデーター【発明の効果にうたいこまなければならない。】が必要になってくる。理由は明細書の構造を見ていただければ理解できます【詳しいことは特許の思想、特許の特性、特許のついで学、本書の中にある、参照】。体系化するという方法は二つの違ったことに対応できる方法であるといえるが、体系化しなくても良いと判断できる情報はそのままにしている。

   【参考文献、竹村健一氏の一連の著書 特に「分裂思考で行動しよう」光文社】