まず、名君と言われた上杉鷹山を諭す婆さんの一言を記載しましょう。
「お屋形様が襦袢など縫っていちゃ困るのだ。そんな暇があったら、いいご政道をやってくれ。米沢にはまだ悪い役人がおるぞ」(参考文献、童門冬二著 上杉鷹山「赤い襦袢」集英社文庫)
リーマン・ショック後、ある情報誌に、ある会社の社長さんを賛美する記事が掲載されました。それを受けて、ニュースなどで同じようなニュアンスで配信されました。
その後、その会社はどうなったでしょう。
具体的になっている事ですので書いてもかまわないことですが、遠慮させていただきましょう。なんと言ったって、ブログである。
「これはひょっとすると、倒産と言うことになるな。大会社なので、すぐ復活するだろうけれど、社長さんが、それじゃ、困る。もっと、やるべきことがあるじゃないかなぁ」(おばあさんの苦言と同じことになってしまったようです。)
「to do or not to do」ハムレット的命題として、いつも我々のそばにある。
状況の中で立ち位置はどこかと言うことでしょう。
言い換えましょう。「動くべきか、動かざるべきか」と、・・・・。あえて動かないことを選択したのかも?
それも、課題を解決する手段の一つです。
そして、課題が出て来る度に検証しておかなければならない事でしょう。