現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

図式してみるメリットは

2009-02-16 15:37:48 | 行動計画書

 このことも先生に教わったことだと思っているが、先生は意識していない気がする。教科の時間か、ホームルームの時間かは分からない。そのくらい時間が経過してしまったということである。

台風の危険半径について話をしたことがある。北半球では台風の進行方向の南側をそう呼ぶらしい。「伊勢湾台風や洞爺丸遭難は台風の進路の南側に入ってしまったために大きな被害になったのだ。」と説明していた。

現在でも気象予報士が台風の進路や満潮の時間並びに前線の位置などから高潮や雨量などに注意を呼びかけていることを思い出していただきたい。台風進路や気象図を示して説明していたような気がする。黒板に手書きで書いたのかもしれない。

図解するということは気象図だけではないが、どこにどういう危険が潜んでいるのかということは図解してみればよく理解できる。「これは何も天気のことには限らないのではないか。」と考えていた。ここでも又私独特の脱線授業が始まることになる。

いまになって思えば良く飽きもせずやったものだと感心する。そっちのほうが面白かったのかもしれない。中学のとき海図を見たという記憶は無いが地図帳の中に記載されている箇所があったのかもしれない。(大きな海難事故でもあったのだろう。壁新聞で見ているかもしれない。)どこに岩礁があり、どこが浅瀬だと表示してあるということである。

船乗りたちはこの海図を拠りどころにして自分の船を動かしている。特に水先案内人はこのことをよく知っていたのだろう。図解してみるということは台風の危険半径に入らないことや海図と同じことなるのではないかと感じていた。

真剣になって取り組み始めたのは「タルムード」や「発想法」を紐解くようになった学生時代からである。専攻は経済学であるが、かなり難しいことも図解してみると飲み込みが早かったと言うことを経験してきた。特に産業連関表などの事柄であったが、図解したものはそれだけではない。

最近になって、「東大合格者のノートはきれいだ。」と言う題名の本がベストセラーになっているらしい。まだ、読んでいないのである。想像するに、図解や、イラスト、色彩を屈指してあるのだろう。

どこかに記載している「夢ナビノート」は人生の目標や夢を図式化することで「夢を早く実現する方法」であり、危険半径(障害物とその解決方法まで)網羅した行動計画書として利用できます。実際、二軒目の家を建てたときの行動計画として使用してきた経過がある。

【参考文献、チームワーク、KJ法並びに問題解決学、川喜多二郎著 中公新書他】


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